新ポケモンのモトトカゲ、新技、新道具などが判明

2022年8月21日 (日本時間22日深夜) にイギリスのロンドンで行われたポケモンワールドチャンピオンシップ2022 (PWCS2022) の閉会式で、スカーレット・バイオレットのバトルに関する紹介映像が公開された。翌朝にはポケモンSV公式サイトも更新され、いくつかの最新情報が追加で公開された。紹介映像内で使われているBGMは、スカーレット・バイオレットにおけるポケモンバトルのBGMと思われる。閉会式では来年の世界大会 (PWCS2023) が日本の横浜で開催されることも発表された。

紹介映像内のバトル開始時の画面において、対戦する二人の名前が「アオイ」「ハルト」と表示されていた。これらがスカーレット・バイオレットの主人公のデフォルトネームと思われる。「アオイ」という名前は、これより以前にポケモンSV公式サイトで掲載されていたテラレイドバトルを説明する画像でも使用されていた。

ドラゴン・ノーマルタイプのライドポケモン「モトトカゲ」が新たに判明。モトトカゲは新技「しっぽきり」を使う。名前の由来は「元」+「トカゲ」または「Motorcycle」+「トカゲ」と思われる。ポケモンSV公式サイトにおいて追加で公開された情報によると、モトトカゲにもポケモンライドできる模様。姿かたちがコライドンやミライドンによく似ていることから、これらのポケモンの進化前の姿である可能性が考えられる。

モトトカゲ	[分類]	ライドポケモン
	[タイプ]	ドラゴンノーマル
	[サイズ]	高さ:1.6m　重さ:63.0kg
	[特性]	だっぴ
	[備考]	新技「しっぽきり」を使う

※ポケモンのデータは公開当時のもの。

「身代わりをつくり、控えのポケモンと入れ替わる」効果を持つ新技。紹介映像内ではモトトカゲが使用していた。

「相手の能力上昇をコピーする」効果を持つ新道具 (ポケモンの持ち物) 。紹介映像内ではマリルリが使った「はらだいこ」による攻撃上昇を、ハルクジラが「ものまねハーブ」を使ってコピーしていた。

「連続技の攻撃の回数が多くなりやすい」効果を持つ新道具 (ポケモンの持ち物) 。紹介映像内ではキノガッサが「タネマシンガン」を5回連続で使ってハピナスを撃破していた。

「相手の技から追加効果を受けなくなる」効果を持つ新道具 (ポケモンの持ち物) 。紹介映像内では紹介されなかったが、ポケモンSV公式サイトにおいて追加で公開された。相手の「ねこだまし」による「ひるみ」の追加効果を無視して行動している様子が紹介されている。

テラスタルでタイプが変化する新技。紹介映像内ではバンギラスがゴーストタイプにテラスタル後、「テラバースト」でエルレイドを撃破していた。ポケモンSV公式サイトにおいて追加で公開された情報によると、使用するポケモンの攻撃と特攻のいずれか高い方でダメージを与える。

バトル中にポケモンがテラスタルすると「テラスタイプ」にタイプ変化する。タイプ変化するとポケモンの頭上にそのテラスタイプを象徴するオブジェが出現し、どのタイプに変化したか分かるようになっている。紹介映像内ではセキタンザンがくさタイプにテラスタル後、相手の「ハイドロポンプ」によるダメージを軽減していたことから、そのポケモンの元のタイプは一切なくなり、テラスタイプへと完全変化していることが分かる。

ポケモンSV公式サイトにおいてスカーレット・バイオレットで登場する「バトルスタジアム」の機能が紹介された。前作ソード・シールドと同様に、Nintendo Switchの通信機能を使って「カジュアルバトル」「ランクバトル」「インターネット大会」といった様々なバトルに挑戦できる。

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