ソード・シールドの登場人物一覧
『ポケモンソード・シールド』(ポケモン剣盾) の登場人物一覧
※一部ゲーム内容のネタバレを含むので未プレイの方はご注意ください。
目次
主人公
ガラル地方の田舎町ハロンタウンに住むポケモンソード・シールドの主人公。物語の始めに性別や見た目・雰囲気を選ぶことができる。ガラル地方の現チャンピオンであるダンデから最初のポケモンとジムチャレンジ推薦状をもらい、ガラル地方を冒険しながら各地のジムを巡りチャンピオンを目指す。 |
ホップ
ホップは主人公と同じくハロンタウンに住む少年で、主人公のライバルの一人。ガラル地方ポケモンリーグの現チャンピオンであるダンデの弟でもあり、兄のようなチャンピオンになることを目標としている。主人公と同じくダンデからポケモンとジムチャレンジ推薦状をもらい、ガラル地方を旅しながら各地のジムに挑戦する。最初にもらえるポケモン以外にはウールー、カビゴンといったノーマルタイプのポケモンを始め、様々なポケモンを育てて使用する。 チャンピオンになるべく主人公や他のトレーナーたちと切磋琢磨していたが、冒険の途中で様々な経験を積む内に自分の目標を考え直すようになる。冒険の終盤に伝説ポケモンを生身で手なずけて対話できたことをきっかけにポケモン博士の道を目指すようになり、ソニアの助手として研究を手伝うようになる。 |
ダンデ
ダンデはホップの兄でガラル地方ポケモンリーグの現チャンピオンの男性。初めてジムチャレンジに参加して以来、ポケモンバトル公式戦において無敗の実力を持っている。スタジアムでのバトル以外のときも常にユニフォームを着ており、羽織っている赤いマントには多数のスポンサー企業のロゴがつけられている。キョダイマックスできる特別なリザードンを相棒にしており、自身も「リザードンポーズ」と呼ばれる決めポーズを度々披露している。 とても行動的な性格でチャンピオンでありながら問題を解決するため様々な場所に駆け付けるが、方向音痴でよく場所が分からなくなる。ハロンタウンのホップの家の2階にはダンデの部屋もあり、トレーニングマシンや多数の帽子コレクションが確認できる。シナリオ終盤ではローズタワーをバトルタワーに作り変え、ガラル地方のポケモントレーナーを強くするという夢に向かって挑戦者たちとポケモンバトルに励んでいる。 |
マグノリア
マグノリアはガラル地方のポケモン博士で、ダイマックスに関する研究をしている年配の女性。現在はブラッシータウンのポケモン研究所ではなく2番道路の自宅で半ば隠居生活を送っており、研究に関しては助手のソニアが率先して行っている。 数十年前に初めてダイマックスの存在を発表したときはガラル地方中で大きな話題になったらしい。主人公たちが博士の元を訪れたとき、偶然落ちてきた「ねがいぼし」をポケモンをダイマックスさせるための道具「ダイマックスバンド」に加工して渡してくれた。 |
ソニア
ソニアはマグノリア博士の孫娘で、マグノリア博士の助手として研究を手伝っている女性。ダイマックスの謎やガラル地方に伝わる伝説を探るためにガラル地方中を駆け回っており、主人公たちが行く先々で冒険のサポートをしてくれる。 現チャンピオンのダンデとは幼馴染であり、かつては一緒にジムチャレンジに挑戦したライバル同士でもあった。また、ジムリーダーのルリナとはジムチャレンジ以来の友人である。シナリオ終盤では冒険の中で明らかになったガラル地方の伝説を本にまとめて出版し、博士号を取得して「ソニア博士」となる。 |
ビート
ビートは主人公のライバルの一人で、ローズ委員長に推薦されてジムチャレンジに参加するポケモントレーナーの少年。ポケモンバトルに対する高いプライドと、それを裏付ける実力を持っている。チャンピオンを目指す一方で何かを企んでおり、度々主人公やホップに戦いを挑んでくる。 元々は孤児であったらしく、ローズに拾われてポケモントレーナーとしての才能を見出されたことに恩を感じている。その上でポケモンリーグ最高責任者である委員長に推薦されたことに誇りを持ち、ローズに認められるために先走った行動を取った結果、ジムチャレンジ失格となってしまう。その後、アラベスクタウンジムのジムリーダーであるポプラにその真面目かつ捻くれた性格やファッションセンスを気に入られ、自身の後継者とするべく鍛え直された。シナリオ終盤では本人の思惑とは別に無事ジムリーダーに就任している。 ビートは当初エスパータイプのポケモンの使い手であったが、フェアリータイプの使い手であるポプラの弟子になってからはフェアリータイプのポケモンを使うようになった。手持ちのミブリムがブリムオンにまで進化するとフェアリータイプがつくことがちょうどビートの成長と重ねられる。 |
マリィ
マリィは主人公のライバルの一人で、エール団に応援されているポケモントレーナーの少女。故郷であるスパイクタウンを盛り上げるという目的を成し遂げるためにチャンピオンを目指している。その可憐な見た目と冷静な試合運びから熱狂的なファンも多い。 パンクな服装とは裏腹に本人はとても真面目な性格で、周囲に迷惑をかけるエール団の行為を謝罪するなど物腰が柔らかい。ただし怒るととても怖いらしい。普段は標準語寄りで話すものの、油断したり気を許した相手と話すときは出身のスパイクタウン訛りが思い切り出てしまうことがある。また、笑顔を作ることが苦手らしく、相棒のモルペコ相手に一人で笑顔の練習をするなど可愛らしい一面もある。 シナリオ終盤では兄でありスパイクタウンジムのジムリーダーでもあるネズの後を継いでジムリーダーに就任する。あくタイプのポケモンの使い手で、相棒のモルペコは5歳の時に兄に捕まえてもらったポケモン。最終的にはキョダイマックスできるオーロンゲを切り札として使うようになる。 |
ヤロー
ヤローはガラル地方ターフタウンジムのジムリーダー。ラグビー選手のような大柄な体型で心優しい性格の男性。ガラル地方の田舎街ターフタウンの農家の息子として生まれ、農作業を手伝う中で体とポケモンの扱いが鍛えられた。くさタイプのポケモンの使い手でワタシラガを使う。 ポケモンバトルの実力は高いものの、戦いを楽しんでしまう性格のため、ガラルリーグのメジャー級ジムの中ではあまり戦績がよくない (本人は気にしていない) 。また、心優しい性格から弱い相手には本気を出しきれないため、ジムチャレンジでは最初の訪問地に指定されている。振るい落としにかけるためにジムミッションの難易度を高くしているらしい。シナリオ終盤になるとキョダイマックスできるアップリューやタルップルを使う本気のヤローと戦うことができる。設定資料によるとヤローを1~2サイズ小さくしただけのとても似た弟がおり、一緒に農作業をしている。 |
ルリナ
ルリナはガラル地方バウタウンジムのジムリーダー。負けん気の強い性格で、一見口調は穏やかだが、秘めたる闘争心を持った女性。みずタイプのポケモンの使い手でカジリガメを使い、シナリオ終盤ではキョダイマックスできる個体も使ってくる。 漁業の街バウタウンで漁師の父と市場で働く母の元に産まれ、趣味は釣りでよく灯台の下に一人でいる。ソニアとはかつてジムチャレンジをしたときに知り合い友人となり、今でも採れた魚をプレゼントするなどの親交がある。ターフタウンジムのヤローをライバル視しているが、ヤロー本人は特に意識していないらしい。また、普段はモデルとして活躍をしており、スタジアムの姿とはまるで別人であることから同一人物とは認識していない人もいる。設定資料によるとヤローより頭1つ分ほど背が高いらしい。 |
カブ
カブはリーグ設立当初から続く名門エンジンシティジムを率いるジムリーダー。ほのおタイプのポケモンの使い手でキョダイマックスできるマルヤクデを使う。 若い頃にホウエン地方からガラルリーグに招待され、それ以来何年にも渡り第一線で戦い続けている。何度かチャンピオンになれそうな機会はあったがいずれもあと一歩のところで逃した。勝つためには何でもするスタイルにまで手を染めたが結果は出ず、マイナークラス落ちも経験。ダンデとの勝負から自分の伸びしろを感じ取り、改めてポケモンと向き合い、数年前にジムリーダーに返り咲いた。 非常に前向きな性格で、ほのおタイプのポケモンと共に、勝利にこだわったバトルを繰り広げる。常日頃のトレーニングにより若い頃と比べても体型などはほとんど変化しておらず、変わったのは白髪交じりになった頭くらい。強敵とのバトルの前には鉱山で苦手なタイプのポケモンを相手に修行をするストイックな性格の持ち主。 |
サイトウ
オニオン
[シールド版限定で登場] オニオンはガラル地方ラテラルタウンジムのジムリーダー。ゴーストタイプのポケモンの使い手でミミッキュやキョダイマックスできるゲンガーを使ってくる。 幼くしてジムリーダーになった優秀なポケモントレーナーの少年。極端に内気で臆病な性格のため人目を恐れて常にマスクをしており、普段は人前に姿を見せず遺跡や墓場に一人でいる。同じマスクを100個以上持っているとの噂。本人談によると4歳の頃にとある事件によりゴーストが見えるようになったらしい。設定資料によると左利きで、頭のアホ毛はゴーストタイプのポケモンに勝手に反応するダウンジング機能を持つ。小柄なのでユニフォームはサイズが合わずぶかぶか。 |
ポプラ
ポプラはガラル地方アラベスクタウンジムのジムリーダー。母親からアラベスクタウンジムを継いで以来、70年間ジムリーダーの座を守っているガラルリーグ最年長の女性。ジムは劇団も兼ねており、ジムトレーナーも全て劇団員をしている。ポプラ本人も若い頃はとても美しい女優であったらしい。ジムチャレンジではピンチで人の本性が分かるという考えのもと意地悪なクイズを出していると言うが、ただ単に本人が意地悪なだけという説もある。 かねてより自身の後継者を探していたが、ビートはその理想像だったらしくジムチャレンジ失格となったビートを目にするや否やすぐに勧誘している。ビートがジムリーダーに就任した後も毎日スタジアムに顔を出し、口とクイズを出し続け、芝居の練習をしている。フェアリータイプのポケモンの使い手でキョダイマックスできるマホイップを使う。ジムリーダーを引退してからはポケモンバトルからは身を引いたようで、チャンピオンカップには参加しない。 |
マクワ
[ソード版限定で登場] マクワはガラル地方キルクスタウンジムのジムリーダー。いわタイプのポケモンの使い手でキョダイマックスできるセキタンザンを使う。発足から間もない新進ジムのジムリーダーでありながら人気・実力共にガラル地方トップクラスを誇り、未来のチャンピオンと目されている。 いわタイプで連想されがちな無骨さをなくし、スタイリッシュな戦いをする。ファンサービスがよく観客からも人気だが、試合に負けると何も言わずに控室に引きこもるレポーター泣かせという一面も持つ。マクワの厳しい指導によりジムトレーナーは少ないが女性ファンは多く、サイン会や交流会をいつも開いている。ファンのサポートもあり現在までに写真集が3冊出版されている。 シールド版で登場するジムリーダーのメロンは実の母親。メロンからこおりタイプの英才教育を受けたものの、いわタイプへの憧れから別のジムの門を叩きその道を極めている。メロンとはこおりタイプのジムを継ぐことを拒否して喧嘩をして以来ほとんど会っていないらしい。 |
メロン
[シールド版限定で登場] メロンはガラル地方キルクスタウンジムのジムリーダー。こおりタイプのポケモンの使い手でキョダイマックスできるラプラスを使う。現ガラルリーグ最強のジムリーダー キバナに対して、唯一無敗を誇る。豪快な性格の持ち主で、ストイックなバトルを好み、相手の弱点を的確に突いていく。 20代の頃からキルクスタウンジムのジムリーダーを務め、とても有能な指導者としても知られる。そのため、メロンのジムのジムトレーナーはとても手強く、ジムチャレンジャーにとっては大きな壁となっている。 ソード版で登場するジムリーダーのマクワは実の息子。設定資料によるとマクワの他にしっかり者の長女と三つ子の男の子の子供がいる。マクワには自身のこおりタイプのジムを継いで欲しかったらしいが、いわタイプの道へと進んでしまったことにより街を二分するバトルとなった。それ以来マクワとはほとんど会っていないらしい。しかし、マクワのファンクラブ会員第一号はメロンだという噂もあり、現在二人が本当に不仲なのかどうかは不明である。 |
ネズ
ネズはかつては名門と言われたスパイクタウンジムを率いるジムリーダー。故郷想いかつ仲間想いの半面、気性が荒く試合になると高ぶって自身の手持ちポケモンの情報をネタばれする。しかし、それでも勝つ強さを持っている。 スパイクタウンは街にパワースポットがなかったため、ポケモンをダイマックスさせることができず、スタジアムも建設されなかった。ダイマックスさせずに戦うことがポケモンバトル本来の姿だという信念を持つが、ファンもあまり訪れず街が寂れていくことに責任を感じている。あくタイプのポケモンの使い手でタチフサグマを使うが、このような理由からジムリーダーの中で唯一ポケモンをダイマックスさせてこない。 シンガーソングライターとしての評価も高く、本人も以前から音楽を極めたいと思っている。また、自分よりも妹のマリィの方がポケモンバトルの素質があることを見抜いており、ジムリーダー就任当初からいつかマリィに後を継がせるつもりだったらしい。 パンクな外見や気性の荒さとは裏腹に普段はとても真面目な常識人でもあり、切迫した状況でも落ち着いて物事に対処できる冷静さを持つ。シナリオ終盤に起きた事件では最後まで事態の収拾に付き合ってくれるなど、その面倒見の良さも発揮した。 |
キバナ
キバナはガラル地方ナックルシティジムのジムリーダー。現ガラルリーグ最強のジムリーダーと呼ばれており、現チャンピオンのダンデとはライバル関係でもある。ドラゴンタイプのポケモンの使い手でキョダイマックスできるジュラルドンを使う。 普段は温厚な性格だがバトルになると一変して獰猛に戦う。あらゆる環境での勝利を求めた結果、天候を駆使して戦うスタイルを身につけた。 日々の鍛錬の傍ら趣味のファッションやSNSも楽しんでいる。バトルに負けても写真を投稿する余裕を持つが、最近はダンデに負けると厳しいコメントが寄せられる。現在ダンデに10連敗中と散々な結果だが、他の地方に行けばチャンピオンになれるほどの実力を持つとも言われている。しかし、本人はダンデに勝つことの方が重要らしい。 ジムがあるナックルシティでは宝物庫の番人も任されており、住民からは「ドラゴンは宝を守るもの」という意味でキバナが相応しいと思われている。ジムミッションはスタジアムではなく何故か宝物庫で行われる。 |
ローズ
ローズはガラル地方の巨大企業グループ・マクロコスモスの社長であり、ガラルポケモンリーグの委員長も務める男性。ダイマックスを導入したジムバトルによって、ガラル地方のポケモンリーグを世界的に有名にした。ダンデをジムチャレンジに推薦した過去を持つ。 ガラル地方の企業のほとんどはローズの持ち物であり、あらゆる分野においてガラル地方の発展に貢献してきた。そのためローズを慕う人はとても多く、たまにラフな格好で街中を出歩くと人だかりができるほど。 ローズはかねてよりガラル地方の将来のエネルギー問題を危惧しており、シナリオ終盤で事態を解決させようとして危険な方法を取ったことで街の一部を破壊してしまう。本人としてはガラル地方の将来を思っての行動だったものの、伝統ある街を破壊したうえ人々を危険にさらしたことに責任を感じ後に出頭している。 ローズもかつてはジムチャレンジに挑戦したポケモントレーナーであり、当時のチャンピオンカップで準優勝を成し遂げたことがその後の躍進に繋がった。 |
オリーヴ
オリーヴはローズの秘書であり、ローズの会社の副社長も務める冷静沈着な性格の女性。ビジネスの判断に長けており、会社の経営を実質的に任されている。 ローズのことを心から慕うあまり、ローズの計画を邪魔する相手に対してときに過激な行動に出ることもある。ローズタワーでの決戦ではキョダイマックスできるダストダスを使って主人公たちと対峙した。しかし、オリーブもローズと同様に会社だけではなくガラル地方を思って行動しており、最終的に事態を収拾させた主人公に対してお礼を述べるなどの態度も見せた。シナリオ終盤では社会奉仕としてガラル鉱山で働いている。設定資料によると身長180cm (ヒール込) という高身長な女性である。 |
エール団
ボールガイ
ボールガイはガラル地方の各スタジアムのエントランスで自分で勝手にポケモンリーグ公認のマスコットキャラクターの着ぐるみを着てモンスターボールの配布活動をしている謎の人物。中の人は正体不明とされる。 ボールガイからもらえるボールの多くは、ジョウト地方のボール職人ガンテツ製のボールとなっている。ボールガイとガンテツが何か関係があるのかどうかは不明。また、シュートスタジアムでボールガイからもらえる「ドリームボール」は、ポケモンブラック・ホワイトで登場したハイリンクの森で夢のポケモンを捕まえるための特別なボール。これらのボールを一体どこから入手しているのかも一切謎である。 ちなみにスタジアムでのバトルでは、バックスクリーンにオリジナルのマスコットキャラクターが映し出され、バトルの状況に応じて様々な行動を見せてくれる。 |
裏技・小ネタ
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