リーリエの家族
『ポケモンサン・ムーン』で登場するリーリエの家族。ルザミーネ、グラジオ、モーンとリーリエの関係について。
※以下の内容はサン・ムーン内のものです。USUMやアニメ等の情報は含まれません。
目次
リーリエの家族
- リーリエの家族は、父親モーン、母親ルザミーネ、兄グラジオ、リーリエが判明している。
- その他エーテル財団創設者である祖父もいるが、シナリオには登場せず、あまり語られないためもう亡くなっているのかもしれない。
モーン
- モーン博士はグラジオの父親で、髪型がグラジオと似ている。リーリエの父親でもあると明言はされていないが、リーリエに別な父親がいたとも言われていないため、おそらくリーリエの父親でもあると考えられる。ルザミーネと結婚していたかは不明。年齢は不明だが中年。
- モーン博士はポケモンサン・ムーンの出来事が起こる数年前にウルトラホールを発見した。空間研究所の部屋右奥にいる研究員や、エーテルパラダイスB2FのシークレットラボB右奥の本棚によると、モーンという博士が数年前にウルトラホールを発見し、論文を発表したことが分かる。ウルトラホール発見後、モーン博士は姿を消してしまい、周囲には異次元空間のウルトラホールに飲み込まれたと考えられていた。
- しかし実際のところ、モーンは博士をやめて無人島のいかだハウスに住み、今ではポケリゾートの管理人をしている。モーンによると無人島にポケリゾートを作ることは自分で決意したようだが、モーンはウルトラホールに飲み込まれたふりをして蒸発したのだろうか。ちなみにポケリゾートにはリザードンのフライトで行くので、ポケリゾートはアローラ地方のただの小島であり、異次元空間にあるというわけではない。
- モーンが本当に蒸発していた場合、何らかの理由でエーテル財団や家族に嫌気がさし、妻子を捨ててアローラ地方にある無人島に逃げたところ、周囲はウルトラホールに飲み込まれたと噂したと考えられる。見たところモーンは自由気ままな人物なので、エーテル財団やルザミーネの束縛に耐えられなかったのかもしれない。あるいは本当にウルトラホールに飲み込まれていた場合、そのショックで記憶喪失となり、その後に何らかの理由でポケリゾートを作る決意をしたのかもしれない。
- モーンが家族について語ることはないので、ルザミーネ、グラジオ、リーリエのことを覚えているかどうかは定かでない。
ルザミーネ
- ルザミーネは大金持ちでエーテル財団を創設した父親の後を継いでエーテル財団代表となった。自分の愛するものを激しく束縛する傾向があり、気に入ったポケモンを冷凍睡眠状態にしてコレクションしたり、グラジオやリーリエを箱入り息子・娘として育てた。年齢は40ちょっと。
- モーン失踪後、ウルトラスペースやウルトラビーストを探すため、ルザミーネはエーテル財団ごとアローラ地方にやって来た。ルザミーネがウルトラスペースに興味を持つようになった理由はストーリー中では明かされず、真実は分からない。ルザミーネがウルトラスペースを求めたのはモーンを探していたためだとグラジオは願っていたが、ルザミーネの様子を見る限りではウツロイドを初めとするウルトラビーストに夢中になっているようにしか見えず、ルザミーネがモーンの名前を口にすることもない。
- ストーリー中では語られないため真実は不明だが、ルザミーネがウルトラビーストに夢中になったのは、モーン博士とグラジオの失踪が関係しているのかもしれない。グラジオの願った通り、ルザミーネは当初はモーン博士を探していて、アローラ地方に来たのもウルトラスペースに行ける場所だから、あるいはアローラ地方の無人島でモーン博士を見たという噂を聞いたからというのもあり得る。しかしその後にグラジオが突然失踪したことで、愛する家族の2人に拒絶されたと判断したルザミーネは人間不信となり、代わりの愛する対象としてウルトラビーストが選ばれたとも考えられる。
- アローラ地方ではエーテル財団によるポケモンの保護を銘打つ一方でルザミーネはスカル団を援助し、ボスのグズマと交際。主人公の島めぐり中には、エーテルパラダイスからリーリエにより連れ出されたコスモッグの身柄をスカル団を利用して確保した。その後スカル団ボスのグズマと共にウルトラスペースに行き、ウツロイドの群れと共に幸せな時間を過ごしていたらしい。
- 主人公とリーリエがウルトラスペースに来たとき、ルザミーネはウルトラビーストとの時間を邪魔されたことに怒り、ウツロイドと合体して襲い掛かるが、ソルガレオ/ルナアーラの力により分離された。その後はウツロイドと合体時に注入された神経毒によりほぼ植物人間の状態となり、治療のためリーリエと共にカントー地方のポケモンボックス開発者、マサキを訪ねていった。マサキを訪ねたのは、ポケモン転送システムの実験でポケモンと合体したマサキなら、転送システムを利用してウツロイドの毒をルザミーネの体から除去できるのではないかとリーリエが考えたため。
グラジオ
- グラジオはモーンとルザミーネの息子で、リーリエの兄。リーリエと身長が同程度で髪型によってはリーリエの方が背が高いため、年齢は近いと考えられる。年齢は不明だが10代前半に見える。
- 数年前にモーンが失踪した後、母親の過保護に耐えかねたこともあり、グラジオはエーテル財団の実験失敗作として抹消される予定だったタイプ:ヌルと共に失踪した。その後、強くなる決心をし、スカル団の用心棒としてグズマに雇われることで生活費を稼ぎながら8番道路のモーテルに泊まり、ロイヤルドームでバトルロイヤルに明け暮れていた。
- 主人公の島めぐり中、スカル団がルザミーネに援助されていた関係からか、グラジオは何者かがコスモッグをエーテル財団から持ち出したことを知った。しかしコスモッグを持ち出した人物が妹のリーリエだということは、コスモッグの身柄が確保されるまでは知らなかった。
- ウルトラスペースの事件後にルザミーネが植物人間となり、リーリエとルザミーネがカントー地方に旅立った後、グラジオは不本意ながら財団代表代理としてエーテルパラダイスに残ることになった。将来的にはグラジオがエーテル財団代表となるのかもしれないが、本人は財団から離れて遠くに行くことを希望していて、代表候補としては妹のリーリエもいるためどうなるかは不明。
リーリエ
- モーンとルザミーネの娘で、グラジオの妹。年齢は不明だが10代前半に見える。
- ルザミーネに箱入り娘として育てられていたが、数年前にモーン博士と兄グラジオがたて続けに失踪し、精神を病んだルザミーネの過保護を一身に受けることとなった。
- ルザミーネとエーテル財団がアローラ地方に来た後、リーリエはエーテル財団が実験に使用予定のコスモッグというポケモンと仲良くなる。ウルトラスペースを開く実験に使われて死ぬ予定だったコスモッグを助けることを決意した。ビッケに計画を相談した結果、アーカラ島の空間研究所にいるバーネット博士を訪ねることになり、博士の元に向かったが途中で道に迷い倒れてしまった。
- その後バーネット博士と出会うことができ、博士の夫のククイ博士が運営するポケモン研究所のロフトにコスモッグと共に匿ってもらっていた。
- その後、ウラウラ島訪問中に母親ルザミーネが雇ったスカル団のプルメリに連れ去られ、コスモッグと共にエーテルパラダイスに戻ることになる。ルザミーネにコスモッグを実験に使わないように嘆願するも聞き入れられず、ルザミーネはウルトラスペースに行ってしまい、コスモッグは実験のショックでコスモウムに進化した。
- その後リーリエはコスモウムを守るために自立する決心をし、主人公と共に日輪の祭壇/月輪の祭壇に向かった。コスモウムが進化したソルガレオ/ルナアーラの力で主人公と共にウルトラスペースに母親を迎えに行ったが、ルザミーネはウルトラビーストとの時間を邪魔されたことに怒り、ウツロイドと合体。ルザミーネはウツロイドへの愛で盲目となっていたため、力尽きて意識を失うまで、自分から現実世界に戻ることはなかった。
- 主人公の島めぐりが終わった後、寝たきりとなったルザミーネの治療のため、リーリエはカントー地方のポケモン転送システム開発者であるマサキを訪ねることを決意。ルザミーネと共にカントー地方に向かい、カントーのポケモンと出会いながらルザミーネを介護することになった。
裏技・小ネタ
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