アローラのすがた (リージョンフォーム)

『ポケモンサン・ムーン』では過去作に登場したポケモンの一部が、アローラのすがたにフォルムチェンジして再登場する。

目次

アローラのすがた (リージョンフォーム) とは

  • リージョンフォームとは:
    「リージョンフォーム」とはポケモンサン・ムーンから登場した新要素で、ポケモンが特定の地方 (リージョン) の環境に適応することで元とは異なるフォルム (フォーム) になる現象。サン・ムーンのアローラ地方の環境に適応したポケモンのことを特に「アローラのすがた」のポケモンと言う。
    例えばキュウコンは過去作では下のような姿の炎ポケモンだったが、
    キュウコン
    ポケモンサン・ムーンではアローラ地方の生態系に適応して下のような姿の氷ポケモンになっている。
    キュウコン (アローラのすがた)
  • 元の姿との違い:
    ポケモン過去作に登場していて、今作で「アローラのすがた」で再登場するポケモンは、外見だけではなくタイプ、特性、種族値、覚える技なども元の姿のポケモンとは異なっていることが多い。
  • どんなポケモンがアローラの姿を持つ?:
    ポケモンサン・ムーンで「アローラのすがた」で登場するポケモンは、ポケモン初代の赤緑版で登場したカントー地方のポケモンで、かつ第6世代のXY・ORASでメガシンカしなかったポケモン。その中から合計18匹のポケモンがアローラの姿を持つ。
  • フォルムチェンジ不可:
    複数のフォルムを持つポケモンには、異なる姿に自在にフォルムチェンジできるポケモン (シェイミなど) と、同一種族内に複数のフォルムが存在するものの同一個体が自在にフォルムチェンジできる訳ではないポケモン (カラナクシなど) がいる。「アローラのすがた」のポケモンは後者であり、途中でフォルムチェンジして本来の地方の姿に戻ったり、別地方のポケモンが「アローラのすがた」になることはできない。
  • 分岐進化:
    アローラの姿のポケモンの中には、進化前がアローラの姿を持たないポケモンもいる (ライチュウナッシーガラガラ) 。これらのポケモンの進化前は、アローラの姿と過去作の姿、どちらにも分岐進化できる可能性を持つ。
    ただし、現時点では第7世代のポケモンソフトがアローラ地方のサン・ムーンのみなので、これらのポケモンは強制的にアローラの姿に進化する。今後他の地方を舞台にしたソフトが発売されれば、これらの進化前のポケモンをそちらのソフトに移してから進化させることで過去作の姿にも進化できる可能性がある。
  • 過去作の姿のポケモン入手:
    アローラの姿を持つ18種類のポケモンで、ポケモンサン・ムーンで入手できるのはアローラの姿のみ。現時点で過去作の姿を入手するには、ポケモンバンクで過去作から連れてくることが必要。

アローラのすがたのポケモン一覧

No. ポケモン データ
019 コラッタ (アローラのすがた)
コラッタ
[タイプ]あく/ノーマル
[特性]くいしんぼう/はりきり
[備考]
020 ラッタ (アローラのすがた)
ラッタ
[タイプ]あく/ノーマル
[特性]くいしんぼう/はりきり
[備考]コラッタ (アローラのすがた) を夜にLv.20にレベルアップさせるとラッタ (アローラのすがた) に進化
026 ライチュウ (アローラのすがた)
ライチュウ
[タイプ]でんき/エスパー
[特性]サーフテール
[備考]アローラ地方でピカチュウに「かみなりのいし」を使うとライチュウ (アローラのすがた) に進化
027 サンド (アローラのすがた)
サンド
[タイプ]こおり/はがね
[特性]ゆきがくれ
[備考]
028 サンドパン (アローラのすがた)
サンドパン
[タイプ]こおり/はがね
[特性]ゆきがくれ
[備考]サンド (アローラのすがた) に「こおりのいし」を使うとサンドパン (アローラのすがた) に進化
037 ロコン (アローラのすがた)
ロコン
[タイプ]こおり
[特性]ゆきがくれ
[備考]
038 キュウコン (アローラのすがた)
キュウコン
[タイプ]こおり/フェアリー
[特性]ゆきがくれ
[備考]ロコン (アローラのすがた) に「こおりのいし」を使うとキュウコン (アローラのすがた) に進化
050 ディグダ (アローラのすがた)
ディグダ
[タイプ]じめん/はがね
[特性]すながくれ/カーリーヘアー
[備考]
051 ダグトリオ (アローラのすがた)
ダグトリオ
[タイプ]じめん/はがね
[特性]すながくれ/カーリーヘアー
[備考]ディグダ (アローラのすがた) をLv.26にレベルアップさせるとダグトリオ (アローラのすがた) に進化
052 ニャース (アローラのすがた)
ニャース
[タイプ]あく
[特性]ものひろい/テクニシャン
[備考]
053 ペルシアン (アローラのすがた)
ペルシアン
[タイプ]あく
[特性]ファーコート/テクニシャン
[備考]十分なついたニャース (アローラのすがた) をレベルアップさせるとペルシアン (アローラのすがた) に進化
074 イシツブテ (アローラのすがた)
イシツブテ
[タイプ]いわ/でんき
[特性]じりょく/がんじょう
[備考]
075 ゴローン (アローラのすがた)
ゴローン
[タイプ]いわ/でんき
[特性]じりょく/がんじょう
[備考]イシツブテ (アローラのすがた) をLv.25にレベルアップさせるとゴローン (アローラのすがた) に進化
076 ゴローニャ (アローラのすがた)
ゴローニャ
[タイプ]いわ/でんき
[特性]じりょく/がんじょう
[備考]ゴローン (アローラのすがた) を通信交換するとゴローニャ (アローラのすがた) に進化
088 ベトベター (アローラのすがた)
ベトベター
[タイプ]どく/あく
[特性]どくしゅ/くいしんぼう
[備考]
089 ベトベトン (アローラのすがた)
ベトベトン
[タイプ]どく/あく
[特性]どくしゅ/くいしんぼう
[備考]ベトベター (アローラのすがた) をLv.38でレベルアップさせるとベトベトン (アローラのすがた) に進化
103 ナッシー (アローラのすがた)
ナッシー
[タイプ]くさ/ドラゴン
[特性]おみとおし
[備考]アローラ地方でタマタマに「リーフのいし」を使うとナッシー (アローラのすがた) に進化
105 ガラガラ (アローラのすがた)
ガラガラ
[タイプ]ほのお/ゴースト
[特性]のろわれボディ/ひらいしん
[備考]アローラ地方で夜にカラカラをLv.28にレベルアップさせるとガラガラ (アローラのすがた) に進化

アローラのすがたのポケモン詳細

公式発表順。(発売前情報)

【ナッシー】

ポケモン データ
ナッシー (アローラのすがた)
ナッシー
(アローラのすがた)
[分類]やしのみポケモン
[タイプ]くさ/ドラゴン
[特性]おみとおし
[高さ]10.9 m
[重さ]415.6 kg
[技]ドラゴンハンマー
タネばくだん
  • 公式画像によると、ナッシーはアローラのすがたになると首がとても長くなる。また尻尾に顔つきのヤシの実が生えていて、この顔は独立して尻尾を操ることができ、後方の敵とも戦える。
  • アローラ地方では1年じゅう日差しが強いため、ナッシーの首が伸びて姿が変わってしまった。アローラ地方では、このナッシーこそが本来の姿であるといわれている。
  • ナッシーは元の姿では草/エスパータイプのポケモンだが、アローラのすがたでは草/ドラゴンタイプに変わる。このタイプの組み合わせを持つポケモンは、過去作にメガシンカポケモンのメガジュカインが存在した。
  • ナッシーは元の特性は「ようりょくそ」、隠れ特性は「しゅうかく」だったが、アローラのすがたでは特性が「おみとおし」に変わる。
  • アローラのすがたのナッシーが覚える技は「タネばくだん」など。他には長い首を振って頭突きにより相手を攻撃するナッシーの新技「ドラゴンハンマー」が公式動画内で確認されている。

【ロコン】

ポケモン データ
ロコン (アローラのすがた)
ロコン
(アローラのすがた)
[分類]きつねポケモン
[タイプ]こおり
[特性]ゆきがくれ
[高さ]0.6 m
[重さ]9.9 kg
[技]こごえるかぜ
  • ロコンはアローラのすがたになると体毛が白くなり、白い子ぎつねのポケモンになる。
  • アローラ地方のロコンは口からマイナス50度の息を吐き、あらゆるものを凍らせる。アローラ地方の暑い気候は苦手なので、尻尾から氷を発生させることで気温を下げている。
  • ロコンは昔、人々と一緒にアローラ地方に移住してきたポケモン。アローラ地方に元からいた野生ポケモンを避けて生活していた結果、1年じゅう雪の積もる高山で暮らすように進化した。
  • アローラ地方のロコンは2~5匹の群れで生活している。
  • ロコンは元の姿では炎タイプのポケモンだったが、アローラのすがたでは氷タイプになる。
  • ロコンの元の特性は「もらいび」、隠れ特性は「ひでり」だったが、アローラのすがたの特性は「ゆきがくれ」。
  • アローラのすがたのロコンは「こごえるかぜ」などを覚える。他には海外公式動画内で冷凍ビームを発射するのが確認された。

【キュウコン】

ポケモン データ
キュウコン (アローラのすがた)
キュウコン
(アローラのすがた)
[分類]きつねポケモン
[タイプ]こおり/フェアリー
[特性]ゆきがくれ
[高さ]1.1 m
[重さ]19.9 kg
[技]こおりのつぶて
  • 公式画像によると、キュウコンはアローラのすがたになると体色が白くなり、白いきつねのポケモンになる。また頭や尻尾の飾り毛の形が変わる。
  • アローラ地方のキュウコンは全身の毛から氷の粒を発生させる。氷の粒をバリアにして攻撃を防いだり、氷の玉を飛ばすことで岩をも破壊する攻撃をする。
  • アローラ地方のキュウコンは、昔から神聖な山とされる高山で暮らす。そのため人々から神の使いと呼ばれてきた。
  • キュウコンは性格が穏やかなので、高山で遭難しかけた人間を助けてくれることもある。
  • キュウコン元の姿では炎タイプのポケモンだったが、アローラのすがたでは氷/フェアリータイプ。
  • キュウコンの元の姿での特性は「もらいび」、隠れ特性は「ひでり」だが、アローラのすがたの特性は「ゆきがくれ」。
  • アローラのすがたのキュウコンが覚える技は「こおりのつぶて」など。

【サンド】

ポケモン データ
サンド (アローラのすがた)
サンド
(アローラのすがた)
[分類]ねずみポケモン
[タイプ]こおり/はがね
[特性]ゆきがくれ
[高さ]0.7 m
[重さ]40.0 kg
[技]アイスボール
  • サンドはアローラのすがたになると、元は茶色かったウロコが氷のウロコに変わる。
  • アローラ地方のサンドは、雪山の環境に適応している。鋼のような皮膚に氷の外殻を持つことで、防御が高い。ほかの地方のサンドは柔軟性に優れたポケモンで体をうまく丸めることができたが、アローラのすがたのサンドはあまり柔軟性がないので体が丸まらない。
  • アローラのすがたのサンドは氷上での動きが得意。ツメを使って氷の上でも滑らずに走るほか、氷を腹ですべるとカーリングストーンのように移動できる。
  • アローラ地方のサンドは、もともと火山の近くの砂漠に住んでいた。しかし火山の噴火を避けるために砂漠を離れて雪山に移住した結果、アローラのすがたに進化したといわれる。
  • サンドは元の姿では地面タイプのポケモンだったが、アローラのすがたでは氷/鋼タイプ。このタイプの組み合わせを持つポケモンは、アローラのすがたのサンドとサンドパンが初めて。
  • サンドの元の姿での特性は「すながくれ」、隠れ特性は「すなかき」だったが、アローラのすがたでの特性は「ゆきがくれ」。
  • アローラのすがたのサンドは、公式動画内で「アイスボール」を使うのが確認された。

【サンドパン】

ポケモン データ
サンドパン (アローラのすがた)
サンドパン
(アローラのすがた)
[分類]ねずみポケモン
[タイプ]こおり/はがね
[特性]ゆきがくれ
[高さ]1.2 m
[重さ]55.0 kg
[技]つららおとし
  • サンドパンはアローラのすがたになると、茶色かった背中のトゲがツララのトゲに変わり、体色も氷の色になる。
  • アローラのすがたのサンドパンは、強敵から身を守るとき雪を利用する。自分は雪の中に隠れ、背中の巨大な氷の針だけを外に出して敵を待つ。
  • アローラのすがたのサンドパンは、他の地方のサンドパンよりも重いため動きが鈍い。その代わり、雪や氷の上で移動することは上手で、かぎづめで道を作りながら素早く移動できる。サンドパンが移動中に雪をかきあげる雪しぶきはとても美しいので、カメラマンが多く雪山に撮影に来る。しかしサンドパンは山奥に住むため人間では遭難してしまう危険が高く、山奥には人間は許可なく入山できなくなっている。
  • サンドパンは元の姿では地面タイプのポケモンだが、アローラのすがたでは氷/鋼タイプ。このタイプの組み合わせを持つポケモンは、アローラのすがたのサンドとサンドパンが初めて。
  • サンドパンは元の姿では特性が「すながくれ」、隠れ特性は「すなかき」だったが、アローラのすがたでの特性は「ゆきがくれ」に変わる。
  • アローラのすがたのサンドパンは、「つららおとし」のほか、切り裂く技で攻撃するのが公式動画で確認されている。

【ニャース】

ポケモン データ
ニャース (アローラのすがた)
ニャース
(アローラのすがた)
[分類]ばけねこポケモン
[タイプ]あく
[特性]ものひろい/テクニシャン
[高さ]0・4 m
[重さ]4.2 kg
[技]ネコにこばん
  • ニャースはアローラのすがたになると、体色が灰色っぽくなる。
  • ニャースはアローラ地方に元々生息していなかったが、アローラ地方の王族に献上品としてほかの地方から贈られてきた。その時代には身分の高い人しかニャースを手に入れられなかったが、王政の崩壊後は野生化して各地に生息している。
  • ニャースはアローラ地方の王族に育てられたことで姿を変え、わがままでプライドの高い性格になったといわれる。
  • ニャースは元の姿ではノーマルタイプだが、アローラのすがたでは悪タイプに変わる。
  • 公式動画を見た限りでは、ガラガラやライチュウなどはアローラのすがたを持つが、進化前のカラカラやピカチュウはアローラのすがたを持たない。進化形でもアローラのすがたを持つものと持たないものがいるので、ニャースの進化形のペルシアンがアローラのすがたを持つのかはまだ不明。

【ガラガラ】

ポケモン データ
ガラガラ (アローラのすがた)
ガラガラ
(アローラのすがた)
[分類]ほねずきポケモン
[タイプ]ほのお/ゴースト
[特性]のろわれボディ/ひらいしん
[高さ]1.0 m
[重さ]34.0 kg
[技]おにび
  • ガラガラはアローラのすがたになると、体色が濃くなった。持っているホネを額に擦り付けると、骨に人魂のような炎が灯る。
  • ガラガラは元は地面タイプのポケモンだが、アローラ地方には天敵となる草ポケモンが多い。身を守るためガラガラ同士で結束して生活していたところ、仲間への想いが霊感となり、ゴーストタイプになったといわれる。
  • アローラのすがたとなったガラガラは、炎を灯した骨を持って舞う不思議な姿から、人々に魔術師と恐れられていた。アローラのすがたのガラガラは、骨を振り回したり、相手を追尾する火の玉を発射して戦う。
  • ガラガラはアローラのすがたでは炎/ゴーストタイプ。このタイプの組み合わせを持つポケモンは、ほかにヒトモシ、ランプラー、シャンデラの進化形統がいる。
  • アローラのすがたのガラガラは、「おにび」を使用するのが公式動画で確認されている。
  • 公式動画を見た限りでは、ガラガラの進化前のカラカラはアローラのすがたを持たない。

【ライチュウ】

ポケモン データ
ライチュウ (アローラのすがた)
ライチュウ
(アローラのすがた)
[分類]ねずみポケモン
[タイプ]でんき/エスパー
[特性]サーフテール
[高さ]0.7 m
[重さ]21.0 kg
[技]サイコキネシス
  • ライチュウはアローラのすがたになると、尻尾の先の雷マークが大きくなって浮遊し、尻尾の先に波乗りするように本体が乗っている。
  • リージョンフォームのライチュウはサイコパワーを尻尾に集中することで、尻尾に乗って浮遊する。ライチュウのサイコパワーは、頬の電気袋から出る甘い香りと関係があると考えられている。
  • ライチュウは元の姿では単電気タイプのポケモンだが、アローラのすがたでは電気/エスパーの複合タイプ。このタイプの組み合わせを持つポケモンは、アローラのすがたのライチュウが初めて。
  • アローラのすがたのライチュウは、ポケモンサン・ムーンの新特性「サーフテール」を持つ。「サーフテール」の効果は、バトル場がエレキフィールドのとき、自分の素早さが2倍になること。
  • 公式動画によると、進化前のピカチュウはアローラのすがたを持たないが、ライチュウはアローラのすがたを持つ。ピチューはおそらくアローラのすがたにならない。

【コラッタ】

ポケモン データ
コラッタ (アローラのすがた)
コラッタ
(アローラのすがた)
[分類]ねずみポケモン
[タイプ]あく/ノーマル
[特性]くいしんぼう/はりきり
[高さ]0.3 m
[重さ]3.8 kg
[技]
  • アローラ地方のコラッタは夜行性で、数十匹の群れで生活している。昔はアローラ地方の各地に生息していたようだが、以前コラッタが大量発生したとき、ほかの地方からヤングースが連れて来られたため、ヤングースから逃げて都市部を中心に生息するようになった。
  • アローラ地方のコラッタは美味しい食べ物を嗅ぎ分けることができ、鮮度が悪い食べ物は食べない。
  • リージョンフォームのコラッタのタイプは悪/ノーマル。このタイプの組み合わせを持つポケモンはアローラのすがたのコラッタが初めて。

【ラッタ】

ポケモン データ
ラッタ (アローラのすがた)
ラッタ
(アローラのすがた)
[分類]ねずみポケモン
[タイプ]あく/ノーマル
[特性]くいしんぼう/はりきり
[高さ]0.7 m
[重さ]25.5 kg
[技]
  • アローラのすがたのラッタは、コラッタ同様にアローラ地方の都市部に生息する。都市部で手に入る高カロリーで美味しい食べ物を食べているので、他の地方のラッタよりも太っている。
  • アローラ地方の多くのラッタは巣穴で食事をしているだけで、食べ物は群れのコラッタが集める。
  • アローラ地方のラッタは高級食材や鮮度のいい果実しか食べず、食材の目利きができるため、高級レストランでは食材の仕入れにラッタを連れて行くところもある。
  • アローラのすがたのラッタは、ポケモンムーン版で茂みの洞窟ぬしポケモンとして出現する。ポケモンサン版では代わりにデカグースがぬしポケモンとして出現する。
  • リージョンフォームのラッタのタイプは悪/ノーマル。このタイプの組み合わせを持つポケモンはアローラのすがたのラッタとコラッタが初めて。

【ベトベター】

ポケモン データ
ベトベター (アローラのすがた)
ベトベター
(アローラのすがた)
[分類]ヘドロポケモン
[タイプ]どく/あく
[特性]どくしゅ/くいしんぼう
[高さ]0.7 m
[重さ]42.0 kg
[技]どくどくのキバ
  • アローラのすがたのベトベターは、アローラ地方のゴミを食べたことが原因で体が黒くなってしまった。口元だけは金色。口についている歯のようなものは食べたゴミの毒素が結晶化したもので、触れると危険。
  • ベトベターはアローラ地方には元々存在しなかったポケモン。アローラ地方の人口増加によりゴミ問題が深刻化したので、他の地方からベトベターが連れて来られ、ゴミ処理場でゴミを食べさせられるようになった。これによりベトベターの主食をゴミとしたことで体質が変わったといわれている。アローラ地方のベトベターは常にお腹を空かせていて、ゴミがなくなると代わりにゴミでない人工物も食べ始めてしまう。
  • アローラ地方のベトベターは毒素を垂れ流さず、体内に溜め込むことができる。そのため近づいても臭くない。
  • アローラ地方のゴミ処理場にはたくさんのベトベターは住んでいて、アローラ地方で出るゴミを食べ続けている。
  • 毒/悪のタイプ組み合わせを持つポケモンは、過去作にスカンプー、スカタンク、ドラピオンがいた。

【ベトベトン】

ポケモン データ
ベトベトン (アローラのすがた)
ベトベトン
(アローラのすがた)
[分類]ヘドロポケモン
[タイプ]どく/あく
[特性]どくしゅ/くいしんぼう
[高さ]1.0 m
[重さ]52.0 kg
[技]ダストシュート
  • アローラ地方のベトベトンは、ベトベターと同様にゴミだけでなく何でも食べてしまい、空腹時は暴れ出す。色々なゴミを食べ続けた結果体内に毒素が蓄積しているので、アローラベトベターの体は不気味な虹色をしている。
  • アローラベトベトンは、体に溜め込んだ毒素の結晶が体中から露出している。ベトベトンはこの結晶を牙や爪のように使って攻撃することがあるが、毒結晶ははがれやすいので周囲のポケモンにとってとても危険。
  • アローラ地方のベトベトンは毒素を垂れ流さずに体内に溜め込んでいるので、アローラベトベター同様に臭くない。

【ダグトリオ】

ポケモン データ
ダグトリオ (アローラのすがた)
ダグトリオ
(アローラのすがた)
[分類]もぐらポケモン
[タイプ]じめん/はがね
[特性]すながくれ/カーリーヘアー
[高さ]0.7 m
[重さ]66.6 kg
[技]アイアンヘッド
  • アローラダグトリオは、2016年10月18日に配信開始されたポケモンサン・ムーン特別体験版で、目立たないものの姿が確認された。アローラダグトリオは、テンカラットヒルの砂浜にいるのがポケファインダーで探すと見つかる。
  • 通常のダグトリオは頭がはげているが、アローラダグトリオは金髪が生えている。3つの頭の髪型はそれぞれ異なる。この金髪は実はセンサーとなるヒゲで、硬くしなやかで丈夫。ヒゲはとてもゆっくり一生伸び続ける。
  • ダグトリオはアローラ地方では大地の神の化身と考えられていて、崇められているポケモン。アローラ地方でダグトリオが穴から顔を出すと、アローラ人は地面に膝をついて深い礼をする。
  • リージョンフォームのダグトリオの金髪 (ヒゲ) は、アローラ地方の外に持ちだすと祟りに会うといわれ恐れられている。祟りにあったのか、ダグトリオから取ったヒゲを返しにくる観光客が毎年いるらしい。
  • アローラ地方では、ディグダやダグトリオは火山の近くに住んでいる。ダグトリオが一斉に穴から顔を出した日は火山が噴火するといわれ、そのような日は近辺の住民が一斉避難する。
  • リージョンフォームのダグトリオは、ポケモンサン・ムーンの新特性「カーリーヘアー」を持つ。特性「カーリーヘアー」の効果は、直接攻撃技を使ってきた相手の素早さを1段階下げること。

【ペルシアン】

ポケモン データ
ペルシアン (アローラのすがた)
ペルシアン
(アローラのすがた)
[分類]シャムネコポケモン
[タイプ]あく
[特性]ファーコート/テクニシャン
[高さ]1.1 m
[重さ]33.0 kg
[技]
  • 昔はアローラの王族を中心に飼われていたこともあり、アローラペルシアンは高い知性と気位を持っていて、自分以外の全ての物を見下している。トレーナーに懐くこともあまりなく、ポケモンバトルのパートナーとしては微妙。
  • 一方、アローラペルシアンは美しい毛並みを持っているので、その外見からアローラ地方ではとても人気がある。他の地方のペルシアンと比べて丸顔だが、これは豊かなアローラ地方の象徴とされ、地方の誇りとして保護されている。観光客がアローラペルシアンを他の地方に連れて帰るときは厳しい審査があり、美しくないアローラペルシアンは許可されないらしい。
  • 敵との戦いになると、不意打ちやだまし討ちなど狡猾な手段で戦うが、基本的に相手を見くびっているので思わぬ反撃を受けてしまうこともある。
  • アローラペルシアンは特性「ファーコート」を持つ。これはポケモンXYで初登場した珍しい特性で、持っているのはこの時点では他にトリミアンのみ。「ファーコート」は物理技で受けるダメージが半分にする効果がある。

【ディグダ】

ポケモン データ
ディグダ (アローラのすがた)
ディグダ
(アローラのすがた)
[分類]もぐらポケモン
[タイプ]じめん/はがね
[特性]すながくれ/カーリーヘアー
[高さ]0.2 m
[重さ]1.0 kg
[技]あなをほる
  • アローラ地方のディグダは頭から金属質のヒゲを3本生やしていて、これが3本毛のように見える。ヒゲはしなやかでセンサーの役割がある。アローラ地方のディグダやダグトリオは火山の近くに住んでいる。生息地に隠れる場所が少ないので、常に地中に潜っていて、顔を出さずにヒゲのセンサーで周囲をさぐる。
  • ディグダ達が掘り進んだ土地は耕された状態となり、アローラ地方では農地としてありがたがられている。
  • アローラのすがたのディグダの気持ちはヒゲに現れる。嬉しいときはヒゲを回し、悲しい時はヒゲがへたる。ヒゲを揺らすのは警戒している証拠で、ヒゲを張るのは怒ったとき。
  • リージョンフォームのディグダは、ダグトリオ同様にポケモンサン・ムーンの新特性「カーリーヘアー」を持つ。

ポケモン図鑑


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