ポケモンバンク
『ポケモンXY』で新登場したポケモンバンクについて解説。
目次
ポケモンバンクとは
- ポケモンバンクとは:
『ポケモンバンク』とは、ポケモンXY (第6世代) から新登場したポケモンをインターネット上のサーバーに保存できるサービス。ポケモンバンクに預けたポケモンは、いつでも引き出してソフトに連れてくることができる。 - 発売日:
ポケモンバンクのサービスを利用するには、ニンテンドー3DSダウンロード専用ソフト『ポケモンバンク』が必要となる。ポケモンバンクの発売日は2013年12月25日。ニンテンドーeショップでダウンロードできる。(※ニンテンドー3DS用のニンテンドーeショップのサービス終了に伴い、2023年3月28日以降は新規ダウンロード停止) - 保存最大数:
ポケモンバンクには100個のボックスがある。ボックス1個につき30匹のポケモンが入るので、ポケモンバンクにポケモンを保存できる最大数は3000匹となる。 - ポケムーバー:
ポケモンバンクと連動するアプリ『ポケムーバー』を使い、BWやBW2からポケモンをポケモンバンクに連れてくることができる。詳細はポケムーバーを参照。
ポケモンバンクのダウンロード
ニンテンドー3DSにポケモンバンクをダウンロードする手順。
- 3DSのHOME画面からニンテンドーeショップを選択。
- ショップ内のポケットモンスターX・Yのアイコンを選択。
- 次にポケモンバンクのアイコンを選択。
- ここで「ニンテンドーネットワークID」を登録していない場合は画面の指示に従って設定する。
- ポケモンバンクをダウンロード。
ポケモンバンクの使い方
ポケモンバンクとポケモンXYの間でポケモンをやりとりする手順。
- 起動:
ポケモンバンクをダウンロード済みのニンテンドー3DSにポケモンXYのカードを差す。そしてポケモンバンクのアプリを起動しよう。
持っているポケモンXYがダウンロード版の場合、XYをダウンロードしたSDカードと同じSDカードにポケモンバンクをダウンロードし、そのままポケモンバンクを起動すればOK。ただしパッケージ版のポケモンXYが3DSに差さっているとそちらが優先認識されてしまうので、ダウンロード版を認識させたい場合はパッケージ版を抜いてからにしよう。 - 画面:
ニンテンドー3DSの上画面にポケモンバンクのボックスが、下画面にポケモンXYのボックスが表示される。 - グループ化:
ポケモンバンクには100個のボックスがあるが、これらのボックスは最大10個のグループに振り分けることができる。グループやボックスの名前は自由に変えられる。対戦用ポケモンや配布ポケモンのグループを作って分けておくと管理しやすい。 - カーソルの色:
3DSのスタートボタンを押すことで画面上にあるカーソルの色を切り替えられる。カーソルの色と性能は3種類あり、以下のようになっている。
[赤カーソル]
基本のカーソル。ポケモンを選択すると「つよさをみる」などの操作メニューが表示される。
[青カーソル]
ポケモンを選択後、そのまま移動できる。
[緑カーソル]
ポケモンを1匹選択し、さらに続けて選択範囲を指定する。選択範囲のポケモンをまとめて移動できる。 - 検索機能:
Yボタンを押すと「いちらん」機能が使える。ポケモン名・性別・タイプ・性格などの項目で所持ポケモンの検索をかけることができる。 - レポート:
ボックス操作が終わったら、Xボタンを押してレポートを書いて保存する必要がある。
課金について
- 料金:
ポケモンバンクは有料となり、使用料が1年間あたり500円かかる。(2023年3月28日以降は無償化) - 利用券:
ポケモンバンクをダウンロード後、500円の年間利用券を購入するとポケモンバンクのサービスが受けられるようになる。 - 無料期間:
2013年12月25日~2014年1月31日の間にポケモンバンクをダウンロードすると、30日利用券が無料でもらえる。ポケモンバンクを起動して、無料券をゲットしよう。ポケモンバンクを使うか迷っていて、体験版を試したい人にもオススメ。 - 預けたポケモンが消える:
前回使用料を支払ってから1年間が経過し、使用期間が過ぎても一定期間継続料金を支払わないと、ポケモンバンクに預けたままのポケモンは消えてしまう。ポケモンバンクの運用サーバーの空き容量を確保するための対応と思われるが、どのくらいの期間料金を支払わないとポケモンが消えるかは公式発表されていない。現時点 (ポケモンバンク配信開始から2023年3月28日のサービス無償化まで間) では、ポケモンが消える対応は行われたことがないと公式で言及されている。
攻略メモ
- 複数ソフトと通信:
ポケモンバンクは複数のポケモンXYのソフトとデータをやり取りできる。過去作品では複数のポケモンソフト同士でデータをやり取りするにはDSが2台必要だったが、ポケモンバンクを介せば1台の3DSで複数ソフト間のやり取りができるのでとても便利。ポケモンソフトをたくさん持っていて、1人で通信交換したいときは特に役立つ。 - 複数同時交換:
ポケモンバンクにポケモンを預けたり引き出したりするときは、ポケモン交換より簡単にポケモンをやり取りできる。1つのソフトからもう1つのソフトに大量にポケモンを移動したいときは、ポケモン交換ではなくポケモンバンクを活用しよう。 - 検索機能:
ポケモンバンクにはとても多くのポケモンが預けられるので、特定のポケモンを手作業で探すのは大変。ポケモンバンクについている検索機能を使って探せばラクに探すことができる。 - アイテム不可:
ポケモンバンクに預けられるのはポケモンのみであり、ポケモンに持たせたアイテムは預けられない。持ち物をもつポケモンをポケモンバンクに預けると、持ち物はトレーナーのバッグに戻される。バッグがいっぱいのとき、そのアイテムは消えてしまう。 - ポイントゲット:
ポケモンバンクにポケモンを預けておくと、ポケマイルポイントかBP、いずれかのポイントがもらえる。ポイントは預けているポケモン数が多いほど、預けている期間が長いほど多くもらえる。 - アズサ:
ポケモンバンクを利用するときは、開発者のアズサというキャラクターが利用方法を説明してくれる。 - 改造ポケモン:
改造機器や改造スマホアプリなどで作られたポケモンは、ポケモンバンクに預けられないことがある。 - セレビィ配信:
2013年12月25日 (水) ~2014年9月30日 (火) の間にポケモンバンクにセレビィが配信される。詳しくは配布ポケモン (XY) を参照。 - ポケモン新作への対応:
ポケモンバンクはXYだけではなく、XY以降も長期に渡ってサービスを継続することが計画されている。XY以降のポケモン新作が発売されたときは、ポケモンバンクはその新作にも対応できるようにアップデートされる。ただし、ポケモンシリーズの世代が変わった場合、一度でもポケモンバンク経由で新世代のソフトに送ったポケモンは、古い世代のソフトに送り返すことが不可能となるので注意が必要。また、当然ながら新世代で初登場したポケモンも、そのポケモンの存在が未確認だった古い世代に送ることはできない。 - 過去作のVC版にも対応:
ニンテンドー3DSバーチャルコンソール (VC)『ポケットモンスター赤緑青ピカチュウ』『ポケットモンスター金銀』で捕まえたポケモンは、ポケムーバーを使ってポケモンバンクに送ることができる。これらのポケモンはポケモンバンク経由でサン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーンに連れてくることができる (VC版のポケモンはXY・ORASに連れてくることはできない) 。VC版からポケモンバンクに送ったポケモンは、再びVC版に送り返すことはできない。 - ポケモン図鑑機能:
2017年1月25日のポケモンサン・ムーン対応化と同時に、ポケモンバンクにポケモン図鑑機能が新たに追加された。XY以降の各シリーズの図鑑に登録されているポケモン情報を、ポケモンバンクの図鑑機能でまとめて見ることができるようになった。また、これまでのシリーズでの冒険の記録 (レポート回数・捕まえたポケモン数・見つけた数など) を閲覧できる機能も追加された。 - ポケモンHOMEと連携:
ポケモン本編シリーズの対応ハードが3DSからNintendo Switchに移行したことに伴い、2020年2月に新たなポケモン預かりサービスとしてポケモンHOMEがリリースされた。ポケモンバンクをポケモンHOMEと連携させることにより、ポケモンバンク内のポケモンをポケモンHOMEに移動させることができる。ポケモンHOMEに預けたポケモンはシリーズ最新作へ連れて行くことができる (一部連れて行くことができないポケモンもいる) 。 - 新規DL停止・サービス無償化:
ニンテンドー3DS用のニンテンドーeショップのサービス終了に伴い、2023年3月28日以降はポケモンバンクおよびポケムーバーの新規ダウンロードは停止された。また、同日からポケモンバンクのサービスは無償化され、すでにアプリをダウンロードしていた場合は無料で使うことができる。サービス無償化やサービス自体の終了時期は未定。
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