マラカッチ育成論

マラカッチの育成論。ポケモンブラック・ホワイト対応版。

マラカッチの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。

マラカッチの基本データ

全国 No.556 (イッシュ No.062) マラカッチ
マラカッチ 分類 : サボテンポケモン
タイプ : くさ
高さ : 1.0 m
重さ : 28.0 kg
種族値 タイプ相性
HP 75
攻撃 86
防御 67
特攻 106
特防 67
素早さ 60
×4
×2 炎 氷 毒 飛 虫
×1/2 水 草 電 地
×1/4
無効
特性
ちょすい みずタイプのわざを受けると無効化し、自分の最大HPの1/4だけ回復する。
ようりょくそ 天気が「はれ」のとき、素早さのステータスが2倍になる。
隠れ特性 (夢特性)
よびみず みずタイプのわざを全て自分が受けて無効化し、特攻のランクが1段階上がる。

マラカッチのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 マラカッチを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。

マラカッチの特徴

【良いところ】

  • 特攻が高めです。特性「ようりょくそ」を発動させれば、素早いアタッカーとして期待できます。

【悪いところ】

  • 水・電気・地面などのタイプに耐性があり、これらの技読みで交代出しができます。特に特性「ちょすい」で水技には無償降臨できます。しかしマラカッチは耐久が薄く、半減しても繰り出し際のダメージが大きいです。上記タイプの相手への役割を持つポケモンとしては、ユキノオーやフシギバナなどのより耐久が安定したポケモンの方が向いています。
    また、水・電気タイプへの役割を持つ草ポケモンとしてはユキノオーやナットレイが挙げられます。彼らは複合タイプを持ち、水・電気相手に所持率が高い「れいとうビーム」「めざめるパワー氷」で弱点を突かれません。一方マラカッチは単草タイプであり、仮想敵の氷技で弱点を突かれます。紙耐久のため他の草タイプと比べ氷技のダメージを抑えにくいのも欠点です。
  • 水や電気といった相手への役割を重視するなら、マラカッチよりもユキノオーやナットレイを使った方が良くなってしまいます。マラカッチは特性「ようりょくそ」を活かし、アタッカー方面での活躍を期待したいところ。
    「ようりょくそ」を持つポケモンにはウツボット、ナッシー、モジャンボなどが挙げられます。彼らはマラカッチよりも技のレパートリーが優秀で、より止まりにくいアタッカーだといえます。またメインウェポンの草技は半減されやすいため、草タイプがそもそもアタッカーとして優秀だとはいえません。
    役割重視・速攻アタッカーどちらを目指すにせよ、残念ながら何らかのポケモンに見劣りしてしまいます。

マラカッチの型

【ようりょくそ型】

特性 :
ようりょくそ
性格 :
おくびょう or ひかえめ or せっかち or おっとり
努力値:
特攻252 素早さ252
持ち物:
いのちのたま or みどりのプレート or たつじんのおび or ヤチェのみ
確定技:
ソーラービーム / めざめるパワー
選択肢:
ウッドハンマー / せいちょう / ふいうち / にほんばれ

「ようりょくそ」を生かした晴れパの速攻アタッカー型です。攻撃技のレパートリーが少なく、ウツボットやナッシーに見劣りしますが仕方ありません。

◆性格・努力値について

速攻特殊エースとして特攻・素早さ振りがベースです。
物理技を絡めるなら性格は防御↓を選択します。特防↓にすると、得意なはずの水や電気技読みで繰り出しにくくなります。

◆持ち物について

  • いのちのたま :
    全ての攻撃技を強める火力UPアイテムです。
  • みどりのプレート :
    「いのちのたま」が他の味方に使われているときに。
  • たつじんのおび :
    水への「ソーラービーム」や弱点狙いの「めざめるパワー」を強めます。
  • ヤチェのみ :
    本来有利な水相手が使う「れいとうビーム」への保険です。

◆技について

  • ソーラービーム :
    晴れ時の安定メインウェポン。天気を変えられると使えないので、相手に天候要員がいると選出しにくいです。
  • めざめるパワー :
    草技に耐性がある相手を狙います。
    岩タイプ⇒虫・飛行・炎タイプの弱点を突けます。特に草技に1/4耐性を持つウルガモスの4倍弱点を突けます。
    炎タイプ⇒鋼・虫・草タイプの弱点を突けます。特に草技に1/4耐性があるハッサム・ナットレイの4倍弱点を突けます。
    氷タイプ⇒ドラゴン・飛行・草タイプの弱点を突けます。特に草技に1/4耐性があるボーマンダの4倍弱点を突けます。
    岩タイプはウルガモスとボーマンダをまとめて対策できます。炎タイプはハッサムなど鋼タイプ、氷タイプではラティオスなどドラゴンの対策ができます。
    「めざめるパワー」のタイプは一長一短で、全ての相手を対策することはできません。マラカッチが対策できないような相手はパーティで対策しておく必要があります。
  • ウッドハンマー :
    晴れが切れたとき用です。天候を変えてくるニョロトノやバンギラスに効果抜群。
  • せいちょう :
    晴れ時には一積みで攻撃と特攻が2段階ずつ上がります。水タイプに出し、交代読みで積むなどが考えられます。
  • ふいうち :
    ラティオスを狙える先制技です。火力に期待できず、読まれて交代されると無償降臨されます。
  • にほんばれ :
    交代読みで使うのが基本ですが、「ひでり」キュウコンに任せた方がよいです。

【ちょすい型】

特性 :
ちょすい
性格 :
①ひかえめ or おくびょう
②いじっぱり or ようき
努力値:
①特攻252 素早さ調整 残りHP
②攻撃252 素早さ調整 残りHP
持ち物:
オボンのみ or ヤチェのみ
確定技:
①ギガドレイン or くさむすび
②ウッドハンマー
選択肢:
めざめるパワー / こうごうせい / やどりぎのタネ / ふいうち /
コットンガード / まきびし / くさぶえ

「ちょすい」を活かせば水技に対して無償降臨できます。「れいとうビーム」が刺さるので、素直にユキノオーやナットレイを使った方が楽ですが・・

◆性格・努力値について

①「ギガドレイン」「くさむすび」を使うとき
火力を保つために特攻特化がベースです。適当に繰り出すと高耐久水タイプの反撃「れいとうビーム」で落とされるので注意。
素早さ調整はスイクンを基準にすればシャワーズも抜けます。最低でも無振りスイクンは抜きます。
②「ウッドハンマー」を使うとき
足りない耐久を削る「ウッドハンマー」を使うならシャワーズ・スイクン辺りに確実に先手を取りたいところ。素早さ調整は環境次第ですが、調整スイクンを意識するなら性格をようきにする必要があります。
(面倒なら「ヤチェのみ」を持って最速でも構いません)

◆持ち物について

  • オボンのみ :
    役割の安定に役立ちます。
  • ヤチェのみ :
    水相手の「れいとうビーム」への保険です。

◆技について

  • ギガドレイン :
    水タイプへの遂行技です。ただでさえ足りない耐久を削らないのが評価できます。
  • くさむすび :
    スイクンなどの重い相手に遂行しやすくなります。シャワーズなど軽い相手には×。
  • ウッドハンマー :
    水タイプへの遂行技です。反動が危険なので、先手をとれるように素早さ調整し確実に遂行する必要があります。シャワーズへのダメージは「ギガドレイン」にかなり勝ります。
  • めざめるパワー :
    草技に耐性がある相手への牽制技です。
    岩タイプ⇒虫・飛行・炎タイプの弱点を突けます。特にウルガモスに効果的。
    炎タイプ⇒鋼・虫・草タイプの弱点を突けます。特にハッサム・ナットレイを狙います。
    氷タイプ⇒ドラゴン・飛行・草タイプの弱点を突けます。特にボーマンダの4倍弱点を突けます。
    「めざめるパワー」で全てのポケモンは対策できないので、マラカッチが苦手な相手はパーティで対策する必要があります。
  • こうごうせい :
    交代読みで回復すれば繰り出せる回数を増やせます。
  • やどりぎのタネ :
    交代読みで使い、味方後続を回復させるサポートです。
  • ふいうち :
    体力が減ったラティオスやスターミーとの撃ち合いに。
  • コットンガード :
    水タイプの流し際に使い、防御を上げて居座りを狙います。流し能力が微妙な上に、相手の特殊エースに繰り出されると無意味です。
  • まきびし :
    交代読みで使えますが、そもそも流しが安定しないのが微妙。
  • くさぶえ :
    様々な相手を牽制できる催眠技。「ねむりごな」を覚えないのが残念です。

役割関係

【マラカッチを繰り出せるポケモン】

  • スイクン
  • シャワーズ
  • ラグラージ
  • カバルドン

【マラカッチに繰り出されるポケモン】


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