シュバルゴ育成論
シュバルゴの育成論。ポケモンブラック・ホワイト対応版。
シュバルゴの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
シュバルゴの基本データ
全国 No.589 (イッシュ No.095) シュバルゴ | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | 炎 | |||||||||||||||||||
×2 | |||||||||||||||||||||
×1/2 | 無 氷 超 虫 霊 竜 悪 鋼 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | 草 | ||||||||||||||||||||
無効 | 毒 | ||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
むしのしらせ | 自分の残りHPが最大HPの1/3以下になると、むしタイプのわざの威力が1.5倍になる。 | ||||||||||||||||||||
シェルアーマー | 相手のわざが急所に当たらない。 | ||||||||||||||||||||
隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
ぼうじん | 天気の影響でダメージを受けない。 |
シュバルゴのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 シュバルゴを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
シュバルゴの特徴
【良いところ】
- ドラゴン技に耐性があり、「りゅうせいぐん」読みでラティオスに繰り出せます。
ラティオスに出せるポケモンとしては、同じく鋼タイプのハッサムやナットレイが挙げられます。シュバルゴはハッサムよりも特殊耐久面に優れ、交代出しが安定します。またナットレイと異なり「おいうち」で相手を逃がさずに狩れます。 - エスパー・ゴースト技に耐性があります。フーディンの「サイコキネシス」やゲンガーの「シャドーボール」読みでの交代出しができます。単なる流しではなく、「おいうち」で相手を逃がさずに狩る超霊狩りができます。
- 鋼タイプを持つためタイプ耐性が優秀です。草技・氷技など読みでの交代出しができます。ユキノオーやマニューラの対策になり、相手の攻撃が通らないナットレイに対しても有利です。
【悪いところ】
- 攻撃種族値が高く、一見物理エースとして期待できそうです。しかし覚える技が少なく、攻撃範囲が広いとはいえません。
「メガホーン」を使う虫タイプのため、ボーマンダやギャラドスなどの強力な相手を呼び寄せます。しかし使える技が少なく、それらの相手を牽制する手段を持ちません。単純に「メガホーン」が使えるエースとして考えるなら、より攻撃範囲が広いヘラクロスの方が向いています。ヘラクロスは「ストーンエッジ」によりボーマンダやギャラドスを牽制する手段を持ち、格闘技の「インファイト」で鋼タイプにも強いためです。
シュバルゴを物理エースとして考えると他の劣化となってしまうため、超霊狩りの役割重視として考えることになります。 - 超霊狩りとして比較すべき同タイプのポケモンにはハッサムがいます。ハッサムも同様に上記ボーマンダやギャラドスを呼び寄せますが、交代読み「とんぼがえり」で逆にこちらの有利対峙をつくれます。エスパー・草タイプに繰り出した場合「とんぼがえり」は特に一貫性のある行動となり、不利になると分かっていても交代せざるを得ないという状況に相手を追い込めます。また役割遂行後のバトル終盤には、先制技の「バレットパンチ」で残りの相手を抜くことも可能です。
シュバルゴには、上記のような器用な動きができません。ボーマンダに繰り出されてしまったら通常の交代をする必要があるため、味方に負担がかかります。相手に何を繰り出されようともパーティに負担をかけない後攻「とんぼがえり」の有無は特に大きく、ハッサムの方が使い勝手は上です。 - 「おいうち」で超霊を狩った後のターンは相手が任意のポケモンを死に出しできます。ギャラドスやウルガモスに死に出しされると、「りゅうのまい」「ちょうのまい」などの積み技を使う隙を相手に与えてしまいます。このことは超霊狩りのハッサムやミカルゲと共通した問題点です。
相手の積み技対策には、味方に「いたずらごころ」+「アンコール」を持つエルフーンを入れておくという手があります。超霊狩りにおいて「おいうち」を使うリスクを抑えられます。 - BW世代では、エスパー・ゴースト相手に繰り出せる鋼タイプとしてシュバルゴとナットレイが加わりました。ハッサムも合わせて、炎技に4倍弱点を持つ鋼タイプが増えたということです。そのため超霊相手は「めざめるパワー炎」を持つことも多く、遂行が難しくなっています。
シュバルゴに超霊対策を一任してしまうと相手の「めざめるパワー炎」に太刀打ちできないパーティとなってしまいます。超霊との撃ち合いで勝てるポケモンを入れておく・最速ラティオスを入れておく (※) などの保険がほしいところです。
※「めざめるパワー炎」を持つポケモンは最速ではないためミラーマッチに弱いです。特にタイプ一致技で自分自身の弱点を突けるラティオスやゲンガーにこの傾向があります。
シュバルゴの型
【超霊狩り型】
- 性格 :
- いじっぱり or しんちょう
- 努力値:
- HP252 特防252
- 持ち物:
- こだわりハチマキ or オボンのみ
- 確定技:
- おいうち / メガホーン
- 選択肢:
- アイアンヘッド / ダブルニードル / はたきおとす
ラティオスを初めとしたエスパー・ゴーストタイプに繰り出し、「おいうち」で逃がさずに狩ります。
タイプ耐性を生かし、草や氷タイプなどの流しも担当します。
◆性格・努力値について
最大の仮想敵であるラティオスを基準として考えます。
性格をいじっぱりとすると、攻撃4振り+「こだわりハチマキ」により交代際「おいうち」でラティオスがちょうど確1となります。
しんちょう特防特化とすると、ラティオス@こだわりメガネ の「かみなり」を確定で2発耐えるようになります。ラティオスを「おいうち」で確定で狩れなくなってしまうため、基本的にはいじっぱり推奨です。準伝説なしのルールならば、フーディンなどを意識したしんちょう特防特化もありです。
◆持ち物について
- こだわりハチマキ :
攻撃4振りと合わせ、交代際「おいうち」でHP4振りラティオスが確定1となります。 - オボンのみ :
ラティオス@こだわりメガネ の「かみなり」に対する保険になりますが、「おいうち」で確殺できなくなります。「おいうち」ターンに相手の交代先に無償降臨された上に、素早さが高いラティオスを終盤に残してしまう点が問題です。
◆技について
- おいうち :
ラティオスを初めとする超霊への遂行技です。 - メガホーン :
タイプ一致の強力な技です。草タイプへの遂行技でもあります。 - アイアンヘッド :
タイプ一致技で、氷タイプへの遂行技にもなります。
威力が低く、「メガホーン」で事足りる場合が多いです。使う場面が少ないですが、他に入れるべき技もありません。 - ダブルニードル :
相手の「みがわり」を貫通して攻撃ができ、「みがわり」対策になります。 - はたきおとす :
ボーマンダやギャラドスの「いのちのたま」、シャンデラの「こだわりメガネ」などを落とせる技です。
役割関係
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