サザンドラ育成論
サザンドラの育成論。ポケモンブラック・ホワイト対応版。
サザンドラの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
サザンドラの基本データ
全国 No.635 (イッシュ No.141) サザンドラ | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 氷 格 虫 竜 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 炎 水 電 草 霊 悪 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | 超 | ||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
ふゆう | じめんタイプのわざを受けない。 | ||||||||||||||||||||
隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
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サザンドラのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 サザンドラを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
サザンドラの特徴
【良いところ】
- 特攻が高く、タイプ一致の「りゅうせいぐん」を使えるため特殊エースとして期待できます。ドラゴン技は鋼タイプに半減されてしまいますが、「だいもんじ」「きあいだま」を覚えることができるので相手の鋼を寄せつけません。
- 悪タイプのためソーナンスの「ミラーコート」が無効となります。これまでにソーナンスは、ラティオス・ボーマンダ・スターミーなどの特殊エースを逃がさずに狩るために使われてきました。サザンドラは「ミラーコート」無効により、特殊エースでありながらソーナンスに狩られることがありません。
- ゴースト複合タイプのロトム (フォルムチェンジ) やシャンデラに強いです。受けにくいタイプ構成であるロトムや火力が高いシャンデラの流しを担当できます。サザンドラは彼らのメインウェポンに限らず、「シャドーボール」にも耐性があります。よってこれらのゴーストへの繰り出しは、ゴースト技で弱点を突かれるラティオスよりも安定しています。
- 悪タイプであり、エスパー技に対して無償降臨ができます。炎技にも耐性があり、エスパー+炎技という技構成になりがちなアグノムへの交代出しが安定します。アグノムの「とんぼがえり」には注意です。
特殊エースであるフーディンには、「きあいだま」を先制で撃たれてしまうため繰り出しにくいです。 - 特性「ふゆう」を生かし、地面技読みでの無償降臨ができます。マンムーやラグラージの「じしん」読みで繰り出します。
【悪いところ】
- 「りゅうせいぐん」を主軸としたドラゴンエースにはラティオスが挙げられます。ラティオスは特攻・素早さがサザンドラよりも高く、序盤の「りゅうせいぐん」で負荷をかけるだけでなく終盤の抜き性能にも期待できるポケモンです。またラティオスは素早さがあるため、火力が高い他のドラゴンに死に出しされない点も評価できます。サザンドラは素早さが微妙なところなので他のドラゴンとのタイマンに弱く、繰り出されてしまったら逃げるしかありません。サザンドラが苦手とする相手は味方のポケモンでしっかり対策しておく必要があります。
ラティオスは特殊耐久が高めである点も評価できます。タイプ耐性を生かして水・電気相手の特殊技に繰り出す際のダメージを抑えることができます。 - 「りゅうせいぐん」を主軸にしたエースとしては、他にボーマンダが挙げられます。サザンドラはボーマンダと異なり氷技で4倍弱点を突かれることがありません。しかしボーマンダは飛行タイプを生かし、格闘や虫技を起点にヘラクロス・ハッサムなどに交代出しができます。サザンドラはこれらの相手には繰り出せません。
- 水・電気といったタイプに耐性を持ちます。これらの技読みで繰り出すことができますが、水タイプは「れいとうビーム」・電気タイプは「めざめるパワー氷」の所持率が高いため、繰り出し際に大ダメージを受ける危険があります。またサンダースやライコウなど、先制で「めざめるパワー氷」を使ってくる素早さの高い電気タイプは得意ではありません。
- このようにタイプ耐性の数の割には、安定して交代出しができる範囲が狭いです。
サザンドラの型
【特殊エース型】
- 性格 :
- ひかえめ
- 努力値:
- 特攻252 HP調整 素早さ調整
- 持ち物:
- りゅうのプレート or いのちのたま or ドラゴンジュエル or こだわりメガネ
- 確定技:
- りゅうせいぐん / だいもんじ / きあいだま
- 選択肢:
- あくのはどう / みがわり / リフレクター
◆性格・努力値について
「りゅうせいぐん」の火力を生かした特殊エースとして、特攻に振るのは確定です。
素早さを重視するなら性能が似ているラティオスを使った方が良くなってしまうので、サザンドラの個性を出すならHPに振りたいところです。HPに振ることで、ラティオスよりも高い物理耐久を生かしやすくなります。素早さに振るとしても調整程度です。仮想敵であるシャンデラ・ギャラドス・ロトム抜き辺りが調整先となります。素早さは激戦区であり、単体で見れば素早さを重視した方が有利なのが難しいところです。
◆持ち物について
- りゅうのプレート :
体力を削らずに「りゅうせいぐん」の火力を上げる無難アイテムです。 - いのちのたま :
「だいもんじ」も合わせて強化できる点が魅力ですが、サザンドラの強みである物理耐久を削ってしまいます。 - ドラゴンジュエル :
「りゅうせいぐん」を撃てる回数はそれほど多くないので、一発限りのアイテムも候補に入ります。 - こだわりメガネ :
火力は魅力ですが、技のピンポイント読みで流されやすくなることがデメリットです。
◆技について
- りゅうせいぐん :
メインウェポンです。 - だいもんじ :
「りゅうせいぐん」に耐性がある鋼タイプへの牽制です。メタグロスやドータクンなどの弱点を突くことができます。 - きあいだま :
他の技では対処しにくいエンペルトやヒードランの弱点を突くことができます。苦手なバンギラスの4倍弱点も突けます。命中率が悪いので、交代読みで当ててしまいたいところです。 - あくのはどう :
タイプ一致技です。「りゅうせいぐん」と異なり、特攻を下げずに攻撃ができます。
シャンデラやロトムへの遂行技としても使えます。 - みがわり :
交代読みで使います。交代先の相手を見てから攻撃技の選択ができます。 - リフレクター :
交代読みで使います。特殊エースのサザンドラが補助技だけ使ってバトルから引いてしまうのは微妙なので、優先度は低いです。「でんじは」などのサポート技も同じ扱いとなります。
役割関係
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