ドレディア育成論
ドレディアの育成論。ポケモンブラック・ホワイト対応版。
ドレディアの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
ドレディアの基本データ
全国 No.549 (イッシュ No.055) ドレディア | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 炎 氷 毒 飛 虫 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 水 草 電 地 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | |||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
ようりょくそ | 天気が「はれ」のとき、素早さのステータスが2倍になる。 | ||||||||||||||||||||
マイペース | 「こんらん」状態にならない。 | ||||||||||||||||||||
隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
リーフガード | 天気が「はれ」のとき、状態異常にならない。 |
ドレディアのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 ドレディアを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
ドレディアの特徴
【良いところ】
- 特攻が高めであり、特攻・特防・素早さを1段階ずつ上げる積み技「ちょうのまい」を使うことができます。「ちょうのまい」で決定力を上げれば、バトル終盤の全抜きも期待できます。
【悪いところ】
- 水・電気・地面などのタイプに耐性を持ち、これらのタイプの技読みで繰り出せます。しかし耐久が薄いため、繰り出し際のダメージが大きいです。これらの相手への交代出しでは、ユキノオーやフシギバナなどのより耐久が安定したポケモンの方がダメージを抑えやすいです。
- 水・電気タイプへの役割を持つ草ポケモンとしては、ユキノオー・ナットレイが挙げられます。彼らは水・電気相手が使う「れいとうビーム」「めざめるパワー氷」により弱点を突かれないことが評価できます。一方ドレディアは単草タイプであり、仮想敵の氷技で弱点を突かれてしまいます。また耐久が薄いため、他の草タイプに比べて氷技のダメージを抑えにくいです。
- 水・電気相手への役割を重視するなら、ユキノオーやナットレイなどを使った方が良くなってしまいます。しかしドレディアは積み技「ちょうのまい」を使い、決定力と抜き性能を上げることができます。バトル終盤の全抜きエースとして期待できそうです。
「ちょうのまい」を使う全抜きエースとしては、他にウルガモスが挙げられます。ウルガモスは特攻種族値135からの「だいもんじ」を持ち、「ちょうのまい」を積めれば全抜きに結びつきやすいです。対してドレディアは特攻種族値110からの草技を持ちますが、種族値で負けている上に草技は炎技よりも半減されやすいです。また草技の「リーフストーム」は特攻が下がるため全抜きに向かず、「くさむすび」は威力が安定しません。無条件に連打できるウルガモスの「だいもんじ」と比べると、ドレディアの草技にはクセがあります。「ちょうのまい」エースとしては、ウルガモスの方が止まりにくく優秀です。 - このように、役割と決定力のいずれを重視しても他のポケモンの劣化となってしまいがちです。水・電気・地面タイプへの役割を生かしつつ、交代読みで「ちょうのまい」を積んでいくような戦い方が個性を生かしやすいです。
ドレディアの型
【水・電気・地面流し&ちょうのまい型】
- 性格 :
- ひかえめ or おくびょう
- 努力値:
- 特攻252 素早さ調整 残りHP
- 持ち物:
- いのちのたま or みどりのプレート
- 確定技:
- くさむすび or エナジーボール or リーフストーム or はなびらのまい/
めざめるパワー / ちょうのまい - 選択肢:
- ねむりごな / しびれごな / アロマセラピー / やどりぎのタネ / こうごうせい
◆性格・努力値について
「ちょうのまい」を積んだ後の決定力に期待したいので特攻に振ることは確定です。
素早さは「ちょうのまい」積み後に合わせて調整します。性格がひかえめでも「ちょうのまい」後に最速130族~マルマインまでは抜くことが可能です。80~90族にかけては激戦区なので、おくびょう最速でも構いません。
◆持ち物について
- いのちのたま :
技が固定されずに決定力を強化でき、バトル終盤の全抜きに最適です。草技だけでなく、「めざめるパワー」の威力も合わせて上げられます。 - みどりのプレート :
耐久を削らずに決定力を強化できます。「めざめるパワー」を強められないのが残念です。
「いのちのたま」と異なりHPを削らないため、序盤で水タイプに繰り出しやすくなる点は評価できます。
◆技について
- くさむすび :
「リーフストーム」と異なり特攻が下がらない草技です。連打できるため全抜きに向きます。
対戦で見かけるメジャーな相手には重いポケモンが多いため、「エナジーボール」よりも期待値は高いです。体重が軽い相手には効きが悪く、シャワーズなどへの遂行技には向きません。 - エナジーボール :
こちらも特攻が下がらないため連打できる草技です。「くさむすび」と異なり、シャワーズなどの体重が軽い相手にも確実にダメージを与えることができます。 - リーフストーム :
撃つと特攻が下がるため連打ができず、全抜きには向きません。耐久が高い水タイプへの遂行技としては優秀です。 - はなびらのまい :
威力120の特殊技です。火力は魅力ですが、2~3ターン操作不能のデメリットが大きいです。
「はなびらのまい」は、草特殊版の「げきりん」といえる技です。ドラゴン技である「げきりん」は半減されにくいため操作不能のリスクが抑えられています。一方草技は半減されやすいため、2~3ターン操作不能になるリスクが大きいです。最悪、行動不能ターンにウルガモスやボーマンダに繰り出され、「ちょうのまい」「りゅうのまい」を複数回積まれることも考えられます。 - めざめるパワー :
草技に耐性がある相手を突破するための技です。
岩タイプ⇒虫・飛行・炎タイプの弱点を突くことができます。特に草技に1/4耐性を持つウルガモスの4倍弱点を突くことができます。
炎タイプ⇒鋼・虫・草タイプの弱点を突くことができます。特に草技に1/4耐性があるハッサム・ナットレイの4倍弱点を突くことができます。
氷タイプ⇒ドラゴン・飛行・草タイプの弱点を突くことができます。特に草技に1/4耐性があるボーマンダの4倍弱点を突くことができます。
岩タイプはウルガモスとボーマンダをまとめて対策することができます。炎タイプではハッサムやナットレイ、氷タイプではラティオスなどのドラゴンを対策することができます。繰り出されたときの味方の負担は、ハッサムやナットレイよりもドラゴンの方が大きいです。しかしハッサムは厄介な「とんぼがえり」を持ち、またラティオスのように「おいうち」やソーナンスで狩ってしまうことができません。
「めざめるパワー」のタイプは一長一短であり、全ての相手を対策することはできません。ドレディアが対抗できないような相手はパーティで対策しておく必要があります。 - ちょうのまい :
交代読みで積み、抜き性能を高めます。 - ねむりごな :
様々な相手への強い牽制となります。ドレディアは攻撃範囲が狭いですが、自身で対応できない相手を眠らせてから味方に繋げば有利な状況をつくれます。また「ちょうのまい」を積む隙をつくることもできます。 - しびれごな :
交代読みで使い、相手をまひ状態にして素早さを下げます。
呼び寄せる「ちょうのまい」ウルガモスや「こだわりスカーフ」シャンデラに当たるとおいしい技です。 - アロマセラピー :
味方の状態異常を回復させるサポートです。味方のエースのねむり・まひなどの状態を回復させればパーティの決定力を上げることに繋がります。しかし状態異常技を使わない相手のときは技スペースの無駄となってしまいます。 - やどりぎのタネ :
交代読みで撃ち逃げし、後続を回復させて味方の負担を減らします。ハピナスなどのHPが高い相手に当たればおいしい技です。 - こうごうせい :
便利な再生回復技です。交代読みで使い、繰り出せる回数を増やします。
役割関係
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