オーベム育成論
オーベムの育成論。ポケモンブラック・ホワイト対応版。
オーベムの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
オーベムの基本データ
全国 No.606 (イッシュ No.112) オーベム | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 虫 霊 悪 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 格 超 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | |||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
テレパシー | 味方が使った全体攻撃技を受けない。 | ||||||||||||||||||||
シンクロ | 相手のわざで「どく」「まひ」「やけど」状態になると、相手も同じ状態にする。 手持ちの先頭にいると、同じ性格の野生ポケモンが出現しやすくなる。 |
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隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
アナライズ | そのターンの一番最後にわざを出すと、わざの威力が1.3倍になる。 |
オーベムのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 オーベムを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
オーベムの特徴
【良いところ】
- 特攻種族値が125と高く、「サイコキネシス」を主軸とした特殊エースとして期待できます。「でんじは」「トリックルーム」などの補助技を絡めて戦えます。
【悪いところ】
- 単エスパーに共通した不遇さですが、タイプ耐性がほぼなく耐性を生かした繰り出しができません。
バトルに出しにくいため、できるだけ止まりにくくしたいところです。しかし素早さの低さから全抜きは厳しく、全抜きエースとしてはフーディンなどの素早いポケモンの方が向いています。
特定の相手に役割も持てず、かといって全抜きエースにもなれないため活躍の場は限られます。 - エスパータイプなので超霊狩りの「おいうち」に弱いです。「おいうち」を持つ超霊狩り要員としてはハッサムやミカルゲなどが挙げられます。ハッサムとの対峙では「とんぼがえり」or「おいうち」・ミカルゲとの対峙では攻撃技or「おいうち」の不利な二択を迫られることになります。他にもメタグロスやバンギラスなどに弱く、これらの相手がいるだけで選出しにくいです。
- 特攻種族値が同じ鈍足エスパータイプとしてはランクルスが挙げられます。ランクルスは攻撃範囲が広いエスパー+格闘技を使うことができ、特性「マジックガード」により「いのちのたま」の反動なしで火力UPもできます。耐久もランクルスの方が高く、オーベムと比べ優遇されています。
オーベムがランクルスと異なる点は特性「テレパシー」「シンクロ」を持つこと・「わるだくみ」が使えることなどが挙げられます。しかし特性はランクルスの「マジックガード」の方が優秀で、「わるだくみ」は素早さの低さから積んでも全抜きには繋げにくいです。
オーベムの型
【特殊エース型】
- 性格 :
- ひかえめ
- 努力値:
- 特攻252 素早さ調整 残りHP
- 持ち物:
- ふしぎのプレート or オボンのみ
- 確定技:
- サイコキネシス
- 選択肢:
- めざめるパワー / シャドーボール / 10まんボルト / でんじは / リフレクター /
ひかりのかべ / トリックルーム / じこさいせい / わるだくみ
◆性格・努力値について
特殊エースとしてひかえめ特攻特化がベースです。
素早さは無振り65族辺りまで抜いてもよいですが、抜くメリットが高い仮想敵が周辺にいません。相手の攻撃を耐えやすいHP振りベースがオススメです。
◆持ち物について
- ふしぎのプレート :
メインウェポンを強める無難アイテムです。 - オボンのみ :
攻撃回数を増やすのに期待できますが、耐久がないので役立つかは微妙なところ。
◆技について
- サイコキネシス :
メインウェポンです。 - めざめるパワー :
「サイコキネシス」に耐性がある相手への牽制技です。
炎タイプ⇒鋼タイプに交代読みで使います。特にハッサム・シュバルゴ・ナットレイの4倍弱点を突けます。
格闘タイプ⇒鋼タイプだけでなく悪タイプの対策も兼ねます。特にバンギラスの4倍弱点を突けますが、ハッサム・メタグロスなどメジャーな鋼相手の弱点は突けません。 - シャドーボール :
ラティオスなどのエスパータイプへの牽制技です。 - 10まんボルト :
出現率が高い水タイプの弱点を突け、ドンカラスも狙えます。 - でんじは :
ラティオスやサザンドラなどの素早い相手に交代読みで使います。 - リフレクター :
メタグロスやハッサムなどの物理相手への交代読みで使い、後続の負担を減らすサポートをします。
後出しから流せる相手がほぼないため、本来壁張りサポートに向いたポケモンだとはいえません。 - ひかりのかべ :
ラティオスやサザンドラなどの特殊相手への交代読みで使います。
「リフレクター」との選択はパーティと相談です。 - トリックルーム :
鈍足後続のサポートをします。素早さが高いポケモンが残されやすいバトル終盤に使えれば全抜きもありえます。
素早さが低いオーベム自身とも相性がよいです。 - じこさいせい :
便利な再生回復技です。流せる相手が少ないため交代読みでは使いにくく、耐久が高くないためタイマンでも使いにくいです。 - わるだくみ :
積めれば高火力ですが、鈍足なので全抜きに期待しにくいです。
役割関係
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