デスカーン育成論
デスカーンの育成論。ポケモンブラック・ホワイト対応版。
デスカーンの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
デスカーンの基本データ
| 全国 No.563 (イッシュ No.069) デスカーン | |||||||||||||||||||||
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| 種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | ||||||||||||||||||||
| ×2 | 霊 悪 | ||||||||||||||||||||
| ×1/2 | 毒 虫 | ||||||||||||||||||||
| ×1/4 | |||||||||||||||||||||
| 無効 | 無 格 | ||||||||||||||||||||
| 特性 | |||||||||||||||||||||
| ミイラ | 直接技を受けたとき、相手の特性を「ミイラ」に変える。 | ||||||||||||||||||||
| 隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
| - | |||||||||||||||||||||
デスカーンのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 デスカーンを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
デスカーンの特徴
【良いところ】
- 物理耐久が高く、ノーマル・格闘技が無効です。カビゴンなどのノーマルタイプや、ヘラクロス・コジョンドなどの格闘タイプに交代出しができます。
- 特性「ミイラ」により相手の特性を消せます。特性「ちからもち」マリルリや「こんじょう」ヘラクロス (※) に繰り出しつつ、特性を消して火力を下げられます。
※「こんじょう」ヘラクロスには、直接技「メガホーン」に対して繰り出す必要があります。
【悪いところ】
- ゴーストタイプで代表的なポケモンとしてはゲンガーが挙げられます。ゲンガーは格闘技の「きあいだま」を習得でき、カビゴンなどのノーマルタイプに強いです。また素早さが高いためHPが削れた相手とのタイマンに強く、「さいみんじゅつ」「みちづれ」などの厄介な技を先制で使うこともできます。
対してデスカーンは格闘技を習得できないため、仮想敵であるノーマルタイプに効果抜群をとれる技がありません。また素早さが遅く、HPが減ってしまうとできることがありません。 - 物理耐久が高めで格闘相手に繰り出せるゴーストタイプとしては、他にヨノワールが挙げられます。デスカーンは物理耐久で勝りますが、覚える技に関してはヨノワールの方が優秀です。特に攻撃手段と回復手段を兼ねる「いたみわけ」を習得できないのは痛く、デスカーンは回復しつつ粘る戦法ができません。ヨノワールの方が、格闘技を含めた攻撃技も充実しているため使いやすいといえます。
- 物理耐久が高く「おにび」を持つため、ボーマンダやラティオスなどの強力な特殊エースを呼び寄せやすいです。これらのポケモンは火力が高く、繰り出されてしまうと味方の後続に負担が掛かります。
デスカーンは火力がないため、タイプ耐性を生かさずとも様々な相手に繰り出されてしまいます。場合によってはウルガモスやライコウに繰り出され、「ちょうのまい」「めいそう」を積まれて全抜きの起点にされてしまいます。 - 特性「ミイラ」により相手の特性を「ミイラ」に変えられます。しかしデスカーンの仮想敵が使うノーマル・格闘技は無効化されるため、これらの相手に特性を発動できません。また発動させることに成功しても、相手が「ミイラ」になることによるメリット・デメリットが予想しにくいです。
特性の効果に頼るエースを「ミイラ」にできれば、相手の決定力を抑えられます。キングドラの「すいすい」・ドリュウズの「すなかき」などの素早さUP系、エンペルトの「げきりゅう」などの火力UP系を消せればしめたものです。しかし、彼らのメインウェポンは直接技ではないため「ミイラ」にはできません。
「ミイラ」を有効活用できる仮想敵は、上記マリルリやヘラクロス程度であり、役立つ範囲が狭いです。
デスカーンの型
【ノーマル・格闘流し型】
- 性格 :
- ひかえめ
- 努力値:
- HP252 特攻252
- 持ち物:
- オボンのみ or たべのこし or カゴのみ
- 確定技:
- おにび
- 選択肢:
- サイコキネシス / シャドーボール / ねむる / おきみやげ /
みちづれ / トリックルーム / めいそう
◆性格・努力値について
ノーマル・格闘タイプなどの物理相手への繰り出しに備えてHPに振るのは確定です。
防御は無振りでも十分です。呼び寄せる特殊アタッカーにダメージを蓄積させるために、ひかえめ特攻特化がオススメできます。
素早さに少し割いておくと、同速のカビゴンに先手をとって「おにび」を使いやすくなります。
◆持ち物について
- オボンのみ :
交代出しできる回数を増やします。 - たべのこし :
役割の安定に役立ちます。 - カゴのみ :
「ねむる」とセットで回復します。
◆技について
- おにび :
カビゴンなどの物理アタッカーへの誤魔化し手段となります。カビゴンはこの技のやけどを恐れて流れます。
バンギラスなどの悪タイプ物理アタッカーへの牽制にもなります。 - サイコキネシス :
ヘラクロスなどの格闘タイプへの遂行技です。 - シャドーボール :
ラティオスやスターミーなどの特殊エースへの牽制技です。ボーマンダに等倍ダメージを与えることもできます。 - ねむる :
唯一の回復技です。流すべき相手が残っている場合、ねむカゴで回復します。 - おきみやげ :
役割を終えた後に相手の積み技の起点になることを防げる自主退場技です。
味方のエースを無償降臨させ、積み技を使う隙をつくることもできます。 - みちづれ :
役割を終えた後に相手を道連れにできます。ゲンガーなどと異なり、後攻になりやすいため使いにくいです。 - トリックルーム :
素早さが低い後続のサポートです。バトル終盤には素早さが高いポケモンが残されやすいため、終盤に使えれば全抜きもありえます。 - めいそう :
耐久力を上げて居座れますが、積み技を使えるのは相手も同じなので両受けは厳しいです。また決定力を上げても、素早さが遅いため全抜きには繋がりません。
役割関係
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