バイバニラ育成論
バイバニラの育成論。ポケモンブラック・ホワイト対応版。
バイバニラの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
バイバニラの基本データ
全国 No.584 (イッシュ No.090) バイバニラ | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|||||||||||||||||||||
種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
|
×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 炎 格 岩 鋼 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 氷 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | |||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
アイスボディ | 天気が「あられ」のとき、毎ターン最大HPの1/16だけ回復する。 「あられ」によるダメージを受けない。 |
||||||||||||||||||||
隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
くだけるよろい | 物理技を受けると、防御のランクが1段階下がり、素早さのランクが1段階上がる。 |
バイバニラのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 バイバニラを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
バイバニラの特徴
【良いところ】
- 特性「アイスボディ」を持ち、「たべのこし」と合わせて1ターンに最大HPの1/8だけ回復できます。1ターンおきに「まもる」を使えば、2ターンで「みがわり」分のHPを稼げます。天候が霰 (あられ) のときに「まもる」+「みがわり」(まもみが) を連打すれば半永久的に「みがわり」を出し続けられるので、相手がバイバニラ本体に攻撃できないまま霰のダメージで倒せます。
このまもみが戦法が成功する条件は、
[1]対峙している相手の素早さが自分よりも低い
(先攻で「みがわり」を出し続ければ相手の攻撃が当たらない)
[2]対峙している相手の素早さが自分よりも高いが、「みがわり」がターン終了時に残っている
(後攻で「みがわり」を出し続ければ相手の攻撃が当たらない)
のいずれかが成立することです。
無限まもみが戦法を使うポケモンとしては、トドゼルガ (無限トド) が挙げられます。バイバニラはトドゼルガよりも素早さが高く、上記[1]を成り立たせやすいです。
【悪いところ】
- 無限まもみがは「アンコール」「ほえる」などのコンボ封じで対策されています。相手に対策がなければ強力な戦法ですが、対策がある相手には成り立ちません。
- 無限まもみが型は天気が霰であること前提の型です。よって特性「ゆきふらし」を持つユキノオーが味方に必要となります。ユキノオーとバイバニラはいずれも氷タイプなので弱点が偏り、パーティのバランスがとれなくなります。相手に天候を上書きされやすいのも問題で、砂パのバンギラスに天気を砂嵐にされるだけで型が成立しません。
特に見せ合いありルールでは、相手にバンギラスがいるだけでユキノオー+バイバニラの組み合わせを選出しにくくなってしまいます。 - 無限まもみが戦法を使うポケモンとしては、トドゼルガが挙げられます。トドゼルガはバイバニラよりも耐久が高く、防御に振って火力半端な物理相手に繰り出せます。
対してバイバニラは、耐久が高くない上にタイプ耐性がほぼありません。相手への交代出しをしにくく、その分無限まもみがの起点を作りにくいです。また氷タイプの不遇さですが、弱点が多いため釘づけされやすいです。起点さえ作れば無限にまもみができるとはいえ、その起点をつくらせてもらえないことも多いです。 - トドゼルガやバイバニラは「アイスボディ」発動のためにユキノオーと組ませます。トドゼルガは水タイプを持つため、ユキノオーと鋼・炎弱点が被りません。対してバイバニラは単氷タイプなので、全ての弱点がユキノオーと被ってしまいます。3体戦の場合は特に、これだけ弱点が被ることは致命的です。
バイバニラの型
【無限まもみが型】
- 性格 :
- おくびょう
- 努力値:
- HP16n+l調整 (l=1,2,3) 素早さ252 残り特防
- 持ち物:
- たべのこし
- 確定技:
- みがわり / まもる
- 選択肢:
- ぜったいれいど / れいとうビーム / ちょうはつ / ミラーコート / だいばくはつ
◆性格・努力値について
HPを調整します。
HP÷4 (切り捨て) >HP÷16 (切り捨て) ×4
(「みがわり」分のHP>「アイスボディ」「たべのこし」で回復できるHP2ターン分)
という状態のとき、切り捨て計算によりHPが減っていき、無限まもみがではなくなってしまいます。これを防ぐために、HPを16n+l (l=1,2,3) となるように調整します。l=0でもHPは減っていきませんが、HPが4の倍数となると「みがわり」を出せる回数が減ってしまいます。霰が切れたときの保険として、「みがわり」は最大回数出せた方がよいです。
素早さは、抜ける相手を増やせるおくびょう最速がオススメです。素早さで相手を抜いていれば、無条件に無限まもみがが成立します。
残りは特防に振るのがオススメです。スイクンやシャワーズなどの火力がない特殊相手に繰り出しやすくなります。
◆持ち物について
- たべのこし :
「アイスボディ」と合わせて回復できる「たべのこし」です。
◆技について
- みがわり :
「まもる」と合わせたまもみがコンボです。相手に対策がなければ、まもみが連打により霰ダメージだけで相手を倒せます。 - まもる :
「みがわり」と合わせたまもみがコンボです。 - ぜったいれいど :
相手の攻撃が外れたなどの状況で、余裕があるときに使います。相手の素早さがバイバニラよりも低く、ターン終了時に「みがわり」が残っていれば使う暇があります。相手の「ほえる」「ふきとばし」読みでも無償で1回撃てます。 - れいとうビーム :
ボーマンダなどのドラゴンの釘づけ手段です。天気が霰ならドラゴンは出て来られませんが、相手のバンギラスなどに天気を上書きされたときの保険です。天気を上書きされている前提なので、「ふぶき」よりも命中安定の「れいとうビーム」がオススメできます。
トドゼルガよりも高い特攻を生かせる技です。 - ちょうはつ :
「アンコール」「ちょうはつ」「ほえる」などを持つ相手に交代読みで使います。まもみがコンボを封じられることを防ぎます。 - ミラーコート :
霰が切れたときの保険です。特殊アタッカーに大ダメージを与えます。 - だいばくはつ :
自主退場技です。BWでは火力が前作の1/2になりました。
役割関係
スポンサーリンク