アギルダー育成論
アギルダーの育成論。ポケモンブラック・ホワイト対応版。
アギルダーの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
アギルダーの基本データ
全国 No.617 (イッシュ No.123) アギルダー | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 炎 飛 岩 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 草 格 地 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | |||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
うるおいボディ | 天気が「あめ」のとき、ターン終了時に状態異常が治る。 | ||||||||||||||||||||
ねんちゃく | 相手に持っているどうぐを奪われない。 手持ちの先頭にいると、釣りでポケモンを釣りやすくなる。 |
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隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
かるわざ | 持っているどうぐがなくなると、素早さのステータスが2倍になる。 |
アギルダーのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 アギルダーを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
アギルダーの特徴
【良いところ】
- 素早さ種族値が145ととても高く、多くの相手に先手をとれます。高めの特攻を生かし、バトル終盤の抜きに期待できます。
- 素早さが高くバトル終盤に活躍できる特殊エースとしては、他にスターミーやラティオスなどが挙げられます。アギルダーは素早さが高く「むしのさざめき」により弱点を突けるため、終盤でのスターミーやラティオスとのタイマンに強いです。
- 「アンコール」を習得できます。相手の「みがわり」・積み技読みで繰り出し、次のターンに先手で技を縛ることでコンボ封じができます。具体的に封じられるコンボとしては、トドゼルガの「アイスボディ」+まもみがコンボ・エルフーンやワタッコのやどみがコンボなどが挙げられます。
アギルダーは素早さが高く、先手をほぼ確実にとれるため相性が良い技です。タイプ耐性を生かした交代出しはできませんが、相手の「みがわり」・積み技読みでの交代出しができます。
耐久がないため、補助技読みで出したターンに読み外して攻撃技を受けると辛いです。繰り出しには危険が伴う点に注意。
【悪いところ】
- タイプ耐性が少ないです。地面・格闘といった物理攻撃を主とするタイプに耐性がありますが、防御が低いためこれらの相手への交代出しは厳しいです。
特にラグラージなどが使う「じしん」への繰り出しを重視するなら、より耐久が安定したヘラクロスの方が向いています。 - 技のバリエーションが少なく、有用なサブウェポンに欠けます。「むしのさざめき」+「きあいだま」という技構成で戦うことになりがちです。
虫技+格闘技に耐性があるポケモンとしては、ボーマンダ・ギャラドスなどの飛行タイプやウルガモスなど強力な相手が挙げられます。「めざめるパワー」のタイプを選ぶことにより一部の相手は対策できますが、どのタイプを選んでも対応できない相手は存在します。対応できない相手はパーティで対策しておくことが必要です。 - 「アンコール」によるコンボ封じができますが、他の「アンコール」使いとしてはエルフーンが挙げられます。エルフーンは特性「いたずらごころ」により、素早さに関わらず先制で「アンコール」が使える点でアギルダーに勝ります。単に「アンコール」によるコンボ封じとして見た場合、アギルダーはエルフーンの劣化です。
高い素早さからの「アンコール」だけをアギルダーの採用理由にするのではなく、器用な動きができるアタッカーとして使うことになります。
アギルダーの型
【特殊エース型】
- 性格 :
- おくびょう or むじゃき
- 努力値:
- 特攻252 素早さ252
- 持ち物:
- いのちのたま or たまむしプレート
- 確定技:
- むしのさざめき / きあいだま / めざめるパワー
- 選択肢:
- アンコール / いのちがけ / みがわり / とんぼがえり / あくび
◆性格・努力値について
バトル終盤の抜きを任せたいので特攻に振ることは確定です。
素早さは、マルマイン抜き調整のポケモンを抜けるおくびょう最速がオススメです。物理技の「とんぼがえり」を使うなら、性格をむじゃきとしてもよいです。
防御に振って地面技に繰り出すこともできますが、防御にかなりの努力値を要求されるので素早さを生かせなくなってしまいます。
◆持ち物について
- いのちのたま :
バトル終盤の抜き性能を高める「いのちのたま」がオススメです。 - たまむしプレート :
「いのちのたま」が他の味方に使われているときの候補です。
◆技について
- むしのさざめき :
メインウェポンです。 - きあいだま :
「むしのさざめき」に耐性がある鋼タイプへの牽制技です。 - めざめるパワー :
氷タイプ⇒虫技+格闘技に耐性があるボーマンダの4倍弱点を突けます。バトル終盤におけるガブリアスとの撃ち合いにも役立ちます。
岩タイプ⇒虫技+格闘技に耐性があるウルガモスの4倍弱点を突けます。また、ボーマンダ・ギャラドスなど飛行タイプとシャンデラをまとめて対策できます。
炎タイプ⇒虫技に耐性があるハッサムの4倍弱点を突けます。炎タイプを選択すると、ボーマンダやシャンデラなどの強力な相手をいずれも牽制できなくなるのが辛いです。 - アンコール :
相手の「みがわり」や積み技読みで繰り出し、次のターンの先手「アンコール」で技を縛ります。コンボ封じになるだけでなく、アギルダーを繰り出すチャンスを増やすことに繋がります。 - いのちがけ :
味方の後続が苦手な相手に大ダメージを与えますが、この技を使うにはこちらのHPが十分に残っている必要があります。読み外すと不利な一対一交換を強いられます。 - みがわり :
交代読みで使い、交代先の相手を見てから攻撃技を選択できます。ハッサムなどの対処不可能な相手が出て来ると、HPを削っただけ無駄になってしまう点に注意。 - とんぼがえり :
交代読みで使い、交代先の相手を確認してからこちらも交代できます。タイプ一致である点も評価できます。
繰り出しにくいポケモンなので、自らバトルから引くこの技は本来相性が悪いです。 - あくび :
交代読みで様々な相手を牽制できます。バトル終盤までに苦手な相手を確定圏内に入れておけるなら必要ありません。
役割関係
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