ヤナッキー育成論
ヤナッキーの育成論。ポケモンブラック・ホワイト対応版。
ヤナッキーの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
ヤナッキーの基本データ
全国 No.512 (イッシュ No.018) ヤナッキー | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 炎 氷 毒 飛 虫 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 水 草 電 地 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | |||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
くいしんぼう | きのみを持たせると、残りHPが1/4以下ではなく1/2以下になったときに使う。 | ||||||||||||||||||||
隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
しんりょく | 自分の残りHPが最大HPの1/3以下になると、くさタイプのわざの威力が1.5倍になる。 |
ヤナッキーのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 ヤナッキーを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
ヤナッキーの特徴
【良いところ】
- 攻撃・特攻がそこそこに高く、100族を超える素早さを持ちます。「きあいだま」「めざめるパワー」などの技で様々な相手を突破でき、素早いアタッカーとして期待できます。
- 特性「くいしんぼう」により、「ヤタピのみ」など能力UPのきのみを早く発動できます。
※能力UPのきのみはBWでは現在入手できません。今後の解禁に期待です。
【悪いところ】
- 水・電気・地面などのタイプに耐性を持ち、これらのタイプの技読みで繰り出せます。しかしヤナッキーは耐久が薄く、繰り出し際のダメージが大きいです。ユキノオーやフシギバナなどの耐久が安定したポケモンの方が、繰り出し際のダメージを抑えやすいです。
水・電気タイプへの役割を持つ草ポケモンとしては、他にユキノオー・ナットレイが挙げられます。彼らは水・電気タイプが使う「れいとうビーム」「めざめるパワー氷」で弱点を突かれません。一方単草タイプのヤナッキーは氷技で弱点を突かれてしまいます。特にサンダースなどの素早い電気タイプには先手で「めざめるパワー氷」を使われてしまうので、電気相手に繰り出せるのは「めざめるパワー」が草であるときに限られます。 - 特攻種族値がそこそこで「リーフストーム」「くさむすび」を使えるため、素早い特殊アタッカーとして活躍できそうです。
単草タイプ特殊型のポケモンとしては、他にジュカインやドレディアなどが挙げられます。ジュカインはヤナッキーに特攻と素早さで勝り、「しんりょく」による火力UPにも期待できるアタッカーです。ドレディアは特攻が高く、積み技「ちょうのまい」を積めば全抜きも狙えるポケモンです。
特殊アタッカーとしては、上記のポケモンの方がヤナッキーよりも向いています。またタイプ一致の草技が半減されやすいので、そもそもアタッカー向きのタイプでないのも問題です。 - 特殊アタッカーとしてはジュカインやドレディアの劣化となってしまいますが、物理アタッカーとする手もあります。
しかしヤナッキーのタイプ一致技は、威力不安定な「タネマシンガン」・低威力の「タネばくだん」と微妙です。ジュカインはヤナッキーと異なり「リーフブレード」を使えるため、物理型でもジュカインの方が安定な上にサブウェポンも充実しています。
ヤナッキーの型
【特殊寄りアタッカー型】
- 性格 :
- おくびょう or せっかち or むじゃき
- 努力値:
- 特攻252 素早さ252
- 持ち物:
- たつじんのおび or いのちのたま or くさのジュエル or
ひこうのジュエル or ヤタピのみ - 確定技:
- リーフストーム or くさむすび / きあいだま
- 選択肢:
- めざめるパワー / アクロバット / わるだくみ / やどりぎのタネ / みがわり
タイプ耐性を生かして水・電気・地面タイプなどの技読みで繰り出します。「アクロバット」を生かした草タイプの流しもできます。
◆性格・努力値について
高耐久水タイプの対策としての火力を保つために特攻に振ります。
素早さは、激戦区の100族を抜けるおくびょう最速がオススメです。
物理技を使うなら、性格は耐久↓のせっかちorむじゃきです。物理型が多い地面タイプへの後出しを重視するなら特防↓のむじゃき、特殊型が多い水タイプへの後出しを重視するなら防御↓のせっかちとなります。
◆持ち物について
- たつじんのおび :
耐久が高い水タイプに遂行しやすくなります。「めざめるパワー」で弱点を突いたときの威力UP効果もあります。 - いのちのたま :
すべての攻撃技を強化できますが、体力を削るため繰り出せる回数は減ってしまいます。 - くさのジュエル :
「アクロバット」を使うなら消費アイテムを持たせます。草技を一度だけ強化でき、水タイプへの遂行にも便利です。 - ひこうのジュエル :
初回「アクロバット」で消費されるので、「アクロバット」を使うべきターンにアイテムが未消費という状況を防げます。飛行技がタイプ一致というわけではないため微妙です。 - ヤタピのみ :
特性「くいしんぼう」で通常よりも早く発動でき、相性がよいアイテムです。
※BWでは現在入手できません。今後の解禁に期待です。
◆技について
- リーフストーム :
水・地面タイプへの遂行技です。 - くさむすび :
「リーフストーム」と異なり連打できるのが強みです。メジャーなポケモンには体重が重いものが多いため威力の期待値は高めです。シャワーズなどの軽い相手に遂行しにくくなるのがデメリットです。 - きあいだま :
草技に耐性がある鋼タイプへの牽制技です。 - めざめるパワー :
氷タイプ⇒ドラゴン・飛行・草タイプの弱点を突けます。ボーマンダやラティオスの対策になります。
炎タイプ⇒鋼・虫・草タイプの弱点を突けます。「きあいだま」で弱点を突けないハッサム・メタグロスを狙えます。
岩タイプ⇒虫・飛行・炎タイプの弱点を突けます。シャンデラやボーマンダをまとめて対策できます。 - アクロバット :
草・虫タイプを狙います。特に草技+格闘技に耐性がある虫タイプへの牽制技で、ヘラクロスの4倍弱点も突けます。
威力110で出すために持ち物が消費アイテムに限られます。 - わるだくみ :
水タイプなどに繰り出し、交代読みで積めば火力に期待できます。
ジュカインやドレディアには使えない技です。 - やどりぎのタネ :
交代読みで撃ち逃げし、後続を回復させて味方の負担を減らします。 - みがわり :
交代読みで使い、交代先の相手を確認してから攻撃技を選択できます。ピンポイント読みで流されやすいヤナッキーと相性が良いですが、HPを削るため繰り出せる回数が減ってしまいます。
役割関係
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