ランドロス育成論
ランドロスの育成論。ポケモンブラック・ホワイト対応版。
ランドロスの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
ランドロスの基本データ
全国 No.645 (イッシュ No.151) ランドロス | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | 氷 | |||||||||||||||||||
×2 | 水 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 格 毒 虫 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | 電 地 | ||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
すなのちから | 天気がすなあらしのとき、じめん・いわ・はがねタイプのわざの威力が1.3倍になる。 「すなあらし」によるダメージを受けない。 |
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隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
ちからずく | わざの追加効果が発動しない代わりに威力が1.3倍になる。 |
ランドロスのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 ランドロスを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
ランドロスの特徴
【良いところ】
- 攻撃が高く、特性「すなのちから」を生かした物理エースとして期待できます。激戦区である100族をギリギリ抜ける素早さもポイントです。
同じく物理エースであり、素早さ102族のガブリアスをギリギリ抜けない点は残念です。しかしランドロスは、「すなのちから」により火力が高いこと・格闘タイプに繰り出せることで差別化ができます。 - 飛行タイプの耐性を生かし、コジョンドやヘラクロスなどの格闘タイプに交代出しができます。ヘラクロスに関しては、虫技も合わせて半減できるため繰り出しが安定します。
ギャラドス・ボーマンダなどの飛行タイプは格闘相手の「ストーンエッジ」で弱点を突かれてしまいますが、ランドロスには「ストーンエッジ」も等倍です。 - 特性「すなのちから」を生かすために砂パに入れることになります。砂パの始動役であるバンギラスは格闘タイプに弱く、カバルドンはヘラクロスを呼び寄せます。バンギラス・カバルドンが天候を変えてくれるだけでなく、ランドロスが格闘タイプの対策になるという点でもこれらのポケモンと相性がよいといえます。
- 同タイプで格闘相手に繰り出せるポケモンとしては、グライオンが挙げられます。火力がないグライオンは、ボーマンダなどの強力な相手を呼び寄せやすいポケモンです。ランドロスは火力が高く100族を超える素早さを持つため、相手のエースを牽制しやすいことが評価できます。
【悪いところ】
- 攻撃に加えて特攻の種族値も高いため、二刀流ができそうです。しかし「すなのちから」+物理技で火力が十分であり、特に有用な特殊技を習得できるわけでもないため二刀流にするメリットは薄いです。
- 実戦で使える飛行技を習得できません。「つばめがえし」を持つグライオンと異なり、ヘラクロスへの安定遂行技がありません。他の格闘タイプには「じしん」で十分ですが、ヘラクロスは地面技に耐性があります。
天候が砂嵐のときは「すなのちから」+「ストーンエッジ」でヘラクロスにダメージを与えることができます。しかし相手から受けるダメージが大きく、「ストーンエッジ」の命中率も悪いです。ヘラクロスの流しはグライオンほどは安定しません。
ランドロスの型
【物理エース型】
- 性格 :
- ようき or むじゃき
- 努力値:
- 攻撃252 素早さ252
- 持ち物:
- だいちのプレート or いのちのたま
- 確定技:
- じしん / ストーンエッジ
- 選択肢:
- とんぼがえり / みがわり / だいばくはつ / めざめるパワー /
じわれ / つるぎのまい / くさむすび / げきりん
◆性格・努力値について
物理エースとして攻撃に振るのは確定です。
激戦区の100族を抜ける素早さを生かしたいのでようき最速がオススメです。「めざめるパワー」を使うならむじゃきも候補になります。
◆持ち物について
- だいちのプレート :
体力を削らずに決定力を強化することができます。「すなのちから」と合わせれば強力です。 - いのちのたま :
「じしん」以外の技も強化することができます。「すなのちから」と合わせて強力です。
◆技について
- じしん :
メインウェポンです。
「すなのちから」で強化されます。 - ストーンエッジ :
「じしん」が無効であるギャラドス・ボーマンダなどの飛行タイプへの牽制技です。
呼び寄せるラティオスやサザンドラに等倍ダメージを与えることもできます。
「すなのちから」で強化されます。 - とんぼがえり :
相手の交代読みで使います。呼び寄せるラティオスやサザンドラの弱点を突きつつ、有利な味方に交代することができます。 - みがわり :
交代読みで使い、交代先の相手を確認してから攻撃技を選択することができます。「じしん」に対する無償降臨を防ぐことができますが、HPを削るため繰り出せる回数は減ってしまいます。 - だいばくはつ :
散り際に使うことができます。BWでは火力が前作の1/2になりました。 - めざめるパワー :
氷タイプ⇒ドラゴンへの牽制技となります。ラティオスやサザンドラには「すなのちから」+「ストーンエッジ」の方がダメージが大きいため、実質ボーマンダピンポイントへの牽制となります。
飛行タイプ⇒ヘラクロスへの遂行技です。範囲がピンポイントすぎます。 - じわれ :
一撃必殺技です。交代読みで複数回撃てれば当たる確率が上がって強力な技となります。よって繰り出しやすいポケモンと相性がよいです。
ランドロスは繰り出しやすさが特に高いわけではないため、複数回撃つことは厳しいです。素直に「すなのちから」を生かした攻撃技を選択した方が相手に負担をかけられます。 - つるぎのまい :
交代読みで積むことができれば大きな決定力を得ます。しかし、積んだターンにラティオスなどのより素早い相手に交代されると積み損となってしまいます。相手の控えを考慮しつつ積むことが必要となります。 - くさむすび :
呼び寄せる水タイプへの牽制技です。スイクンには「すなのちから」+「じしん」と大して変わらず、体重が軽いシャワーズには効きが悪いです。ラグラージの4倍弱点を突くことができますが、「じしん」でも十分なダメージがあります。 - げきりん :
ラティオスやサザンドラへの強い牽制になります。操作不能のデメリットは痛く、タイプ一致技でもないため優先度は低いです。
役割関係
【ランドロスを繰り出せるポケモン】
【ランドロスに繰り出されるポケモン】
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