キリキザン育成論
キリキザンの育成論。ポケモンブラック・ホワイト対応版。
キリキザンの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
キリキザンの基本データ
全国 No.625 (イッシュ No.131) キリキザン | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | 格 | |||||||||||||||||||
×2 | 炎 地 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 無 草 氷 飛 岩 竜 鋼 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | 霊 悪 | ||||||||||||||||||||
無効 | 毒 超 | ||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
まけんき | 相手のわざや特性で能力のランクが下がると、攻撃のランクが2段階上がる。 | ||||||||||||||||||||
せいしんりょく | ひるまない。 | ||||||||||||||||||||
隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
プレッシャー | 相手が使用したわざのPPを1多く減らす。 手持ちの先頭にいると、レベルの高い野生ポケモンが出現しやすくなる。 |
キリキザンのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 キリキザンを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
キリキザンの特徴
【良いところ】
- 鋼タイプを持つので様々なタイプに耐性があり、繰り出しやすいポケモンです。エスパー・ゴースト技読みで繰り出し超霊狩りをしたり、「ストーンエッジ」読みで岩タイプに繰り出せます。草や氷といったマイナータイプにも対応でき、ユキノオーにも強いです。読み次第で幅広い相手の対策ができます。
【悪いところ】
- 攻撃種族値が高く、一見物理エースとして期待できそうです。しかしタイプ一致技の威力が低く、火力にはあまり期待できません。キリキザンを採用するなら、火力以外のメリットが欲しいところです。
- エスパー・ゴースト技に耐性があり、「おいうち」「ふいうち」のセットを覚えます。超霊狩りとして期待できます。
しかしキリキザンは、超霊相手に所持率が高い格闘技や炎技で弱点を突かれます。特に高威力の格闘技「きあいだま」は一貫性が高く、キリキザンの交代際に4倍弱点を突かれる恐れがあります。メジャーな超霊で格闘技・炎技を持たないポケモンはまずいないため、繰り出しには危険が伴います。超霊狩りの悪タイプとしては、格闘技・炎技で弱点を突かれないミカルゲの方が優秀です。 - 「りゅうせいぐん」に耐性があり、「おいうち」「ふいうち」のセットを覚えるためラティオス狩りとして期待できそうです。
「おいうち」によりラティオス狩りをするポケモンとしては、ハッサムやシュバルゴが挙げられます。彼らは特殊耐久で勝り、キリキザンに比べて繰り出しが安定します。キリキザンは特殊耐久が薄く「こだわりメガネ」+「りゅうせいぐん」のダメージは半減しても大きいです。ラティオス狩りに限れば、耐久が安定したシュバルゴを使った方が安全です。
キリキザンの型
【超霊狩り&いろいろ流し型】
- 特性 :
- まけんき
- 性格 :
- いじっぱり
- 努力値:
- 攻撃252 HP調整 素早さ調整
- 持ち物:
- こだわりハチマキ or オボンのみ or ヨプのみ
- 確定技:
- おいうち / ふいうち
- 選択肢:
- アイアンヘッド / ストーンエッジ / かわらわり / みがわり /
メタルバースト / つるぎのまい / でんじは / ハサミギロチン
エスパー・ゴーストを「おいうち」「ふいうち」で狩る超霊狩りのほか、豊富なタイプ耐性を生かして様々な相手の流しを担当します。ドラゴン技に耐性があり、ラティオス狩りにも期待できます。
◆特性について
ギャラドス・ボーマンダなど特性「いかく」を持つ相手を呼び寄せにくくなる「まけんき」がオススメです。
◆性格・努力値について
ラティオスをタイプ一致「ふいうち」「おいうち」で狩れることを生かすため攻撃に振ります。火力を保つことにも繋がります。
HP・素早さは仮想敵に合わせて調整します。
HPの調整先は、ラティオス@こだわりメガネ の「かみなり」耐えなどが挙げられます。
素早さは、仮想敵になるバンギラス・ユキノオーを最低でも抜きたいところです。どのくらい素早さに割くかは相手の素早さ調整に合わせるため環境次第です。あまり素早さに割くと耐久を落としてしまい、汎用性が下がります。
◆持ち物について
- こだわりハチマキ :
一発撃ち逃げが多くなるキリキザンと相性がよいです。高耐久のエスパーにも遂行しやすくなります。 - オボンのみ :
役割の安定に役立ちます。 - ヨプのみ :
交代際に「きあいだま」を撃たれたときの保険です。元の特殊耐久が低いため、ゲンガーやフーディンの「きあいだま」は半減実でも耐えられず微妙です。
◆技について
- おいうち :
エスパー・ゴーストタイプへの遂行技です。「ふいうち」を恐れて逃げる超霊を狩ります。 - ふいうち :
エスパー・ゴーストタイプへの遂行技です。相手の攻撃技を読んで使います。 - アイアンヘッド :
タイプ一致技で、安定した攻撃手段です。悪技に耐性がある様々な相手に等倍ダメージを与えられますが、鋼相手には「アイアンヘッド」も半減です。
岩・氷タイプへの遂行技としても使えます。 - ストーンエッジ :
鋼タイプに強いサンダー・ギャラドスなどへの牽制技です。ギャラドスの「りゅうのまい」の起点にされることを防ぎます。 - かわらわり :
タイプ一致悪技+鋼技に耐性がある鋼タイプの弱点を突けます。威力が低い上に、メタグロスやハッサムなどメジャーな鋼タイプの弱点は突けません。 - みがわり :
交代読みで使い、交代先の相手を確認してから攻撃技を選択できます。そもそもキリキザンの有効打がない相手が繰り出されると、HPを削った分だけ損なので注意。 - メタルバースト :
相手の交代先への奇襲です。弱点技を持つ相手を呼び寄せるため、相手の攻撃に耐えきれる保障はありません。また「メタルバースト」を使うために大ダメージを受けると、その後の再利用ができなくなってしまいます。 - つるぎのまい :
交代読みで積めば火力に期待できます。「ふいうち」を使えるため、バトルの流れ次第では残りの相手を一掃できます。格闘タイプへの交代に注意。 - でんじは :
交代読みのまひ撒きで味方後続のサポートをします。元から遅い相手や特性「こんじょう」を持つ格闘タイプを呼び寄せるので、相性は微妙です。 - ハサミギロチン :
交代読みで使う一撃必殺技です。
役割関係
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