ギギギアル育成論
ギギギアルの育成論。ポケモンブラック・ホワイト対応版。
ギギギアルの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
ギギギアルの基本データ
全国 No.601 (イッシュ No.107) ギギギアル | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|||||||||||||||||||||
種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
|
×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 炎 格 地 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 無 草 氷 飛 超 虫 岩 霊 竜 悪 鋼 |
||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | 毒 | ||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
プラス | 特性「マイナス」を持つポケモンがいると、特攻のステータスが1.5倍になる。 | ||||||||||||||||||||
マイナス | 特性「プラス」を持つポケモンがいると、特攻のステータスが1.5倍になる。 | ||||||||||||||||||||
隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
クリアボディ | 相手のわざや特性で能力のランクを下げられない。 |
ギギギアルのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 ギギギアルを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
ギギギアルの特徴
【良いところ】
- 鋼タイプであり、様々なタイプの技に耐性があります。拘った相手の技をピンポイント読みして交代出しができます。岩ポケモンの「ストーンエッジ」・ノーマルポケモンの「おんがえし」などを読んで繰り出します。
またドラゴン技に耐性があるため、ガブリアスやオノノクスの「げきりん」による全抜きを止めることができます。
【悪いところ】
- タイプ耐性が多いため、相手の攻撃をピンポイント読みで繰り出すのには苦労しません。しかし弱点タイプがサブウェポンとしてメジャーです。繰り出しに成功しても、次のターンにサブウェポンで弱点を突かれてしまいがちです。これより、安全に繰り出せる範囲は耐性の数に比べて少ないです。
特にドラゴン技読みで繰り出すことができますが、ドラゴンはサブウェポンとして「だいもんじ」「じしん」を持つことが多いため繰り出しは安定しません。 - 積み技「ギアチェンジ」を習得できます。「ギアチェンジ」は自分の攻撃を1段階・素早さを2段階上げる効果があります。攻撃と素早さを上げれば、バトル終盤の全抜きエースとして活躍できそうです。
しかしギギギアルは使える技が少なく、攻撃範囲が狭いです。優秀な積み技があるにも関わらず、攻撃技の不足によりアタッカーとしても止まりやすいです。 - 鋼タイプの物理アタッカーとしては、メタグロスが挙げられます。メタグロスは攻撃種族値がギギギアルよりも高く、「しねんのずつき」「じしん」などの技を持つ攻撃範囲が広い物理エースです。決定力に期待する物理エースとしては、種族値と技で勝るメタグロスの方が向いています。
- 鋼タイプの豊富な耐性を生かした役割重視のポケモンでは、ハッサムやシュバルゴ・ナットレイ・ドータクンなどが挙げられます。
ハッサムやシュバルゴはタイプ耐性を生かし、ラティオスを初めとする超霊対策となります。「おいうち」により相手を逃がさずに狩れるのが特徴です。
ナットレイは草タイプとの複合であることを生かし、水・電気タイプに繰り出せます。鋼タイプを持つので相手の氷技により弱点を突かれません。
ドータクンは特性「ふゆう」により地面技が無効です。ガブリアスやマンムーなど、地面技+αの技構成のポケモンに強いです。
このように実践でメジャーである鋼タイプは、鋼の耐性の多さに加えて何らかの特徴を持ち合わせています。鋼タイプの耐性だけがウリのギギギアルは、彼らと比べて活躍の幅が狭いです。
ギギギアルの型
【物理型】
- 性格 :
- いじっぱり
- 努力値:
- HP252 攻撃252
- 持ち物:
- こうてつプレート or オボンのみ or こだわりハチマキ
- 確定技:
- ギアソーサー
- 選択肢:
- ボルトチェンジ / でんじは / ギアチェンジ / かみなり /
めざめるパワー / おんがえし / いやなおと / きんぞくおん
◆性格・努力値について
仮想敵への繰り出しに備えてHPに振ります。
火力を保つためにいじっぱり攻撃特化がベースです。特殊技を使う場合はやんちゃでも構いませんが、草・氷などの特殊相手に繰り出しにくくなります。
素早さは調整する手もありますが、周辺に繰り出せる相手が少ないため必須ではありません。
◆持ち物について
- こうてつプレート :
小回りが効く無難アイテムです。 - オボンのみ :
役割の安定に役立ちます。 - こだわりハチマキ :
カビゴンなどに遂行しやすくなります。
これを持たせて撃ち逃げの火力に期待するならメタグロスの方が向いています。
◆技について
- ギアソーサー :
メインウェポンです。相手の「きあいのタスキ」「がんじょう」「みがわり」を潰せる連続攻撃技です。 - ボルトチェンジ :
相手の交代読みで使います。相手の交代先を見てから、こちらも有利な味方に交代するサポートができます。
火力に欠けるギギギアルは強力なエースを呼び寄せやすいので、味方後続の負担を減らすためのサポート技は必須です。 - でんじは :
火力がないギギギアルが素早い相手を牽制するために使います。 - ギアチェンジ :
攻撃と素早さを同時に上げられる優秀な技ですが、攻撃範囲が狭いため積んでも全抜きは厳しいです。
メタグロスには使えない技ですが、「こうそくいどう」メタグロスの方が止まりにくいため差別化にはなりません。 - かみなり :
「ギアソーサー」に耐性がある水タイプへの牽制技です。特にギャラドスの4倍弱点を突くことができます。
水タイプは耐久が高いポケモンが多いため、ギギギアルの特攻では弱点を突いてもダメージが小さいです。
電気技には「10まんボルト」もありますが、低い特攻を補える「かみなり」の方がオススメです。 - めざめるパワー :
炎タイプ⇒ハッサム・シュバルゴ・ナットレイの4倍弱点を突くことができます。火力が低い上にピンポイントです。 - おんがえし :
鋼技に耐性がある電気・炎タイプに等倍ダメージを与えることができます。相手の弱点を突けるわけでもなく、火力には期待できません。 - いやなおと :
交代読みで撃ち逃げします。ウルガモスなどのエースには「でんじは」の方が刺さります。 - きんぞくおん :
スイクンやシャワーズなどの耐久が高い相手に撃ち逃げします。交代読みとしては隙をつくらない「ボルトチェンジ」の方が優れています。
役割関係
スポンサーリンク