オノノクス育成論

オノノクスの育成論。ポケモンブラック・ホワイト対応版。

オノノクスの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。

オノノクスの基本データ

全国 No.612 (イッシュ No.118) オノノクス
オノノクス 分類 : あごオノポケモン
タイプ : ドラゴン
高さ : 1.8 m
重さ : 105.5 kg
種族値 タイプ相性
HP 76
攻撃 147
防御 90
特攻 60
特防 70
素早さ 97
×4
×2 氷 竜
×1/2 炎 水 草 電
×1/4
無効
特性
とうそうしん 同性相手だとわざの威力が1.25倍になり、異性相手だとわざの威力が0.75倍になる。
かたやぶり 相手の特性の影響を受けずにわざを出せる。
隠れ特性 (夢特性)
きんちょうかん 相手がきのみを使えなくなる。

オノノクスのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 オノノクスを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。

オノノクスの特徴

【良いところ】

  • 攻撃種族値が高く、半減されにくいドラゴン技をタイプ一致で使うことができます。「りゅうのまい」などの積み技で決定力を上げることもでき、物理エースとして期待できます。
  • 同じく物理エースであるガブリアスと異なり、「だいもんじ」などの炎技を習得できません。鋼タイプに対する攻撃手段は「じしん」しかないため、一見「ふゆう」ドータクンで止まりそうです。しかしオノノクスは特性「かたやぶり」により、「ふゆう」相手に「じしん」を当てることができます。よってドータクンで止まることがなく、炎技がなくても困りません。
    炎技がないので、飛行タイプを持つエアームドの対策は味方に任せることになります。
  • 単ドラゴンタイプのため、氷技に4倍弱点を持ちません。氷技に4倍弱点を持つガブリアスやボーマンダよりも、電気タイプの「めざめるパワー氷」などの役割破壊に強いです。

【悪いところ】

  • 水・電気といったメジャータイプに耐性があります。しかし水・電気ポケモンはそれぞれ「れいとうビーム」「めざめるパワー氷」を持つことが多く、繰り出し際に大ダメージを受ける危険があります。またサンダースやライコウなどの素早さが高い電気タイプは先制で「めざめるパワー氷」を撃ってくるため得意ではありません。電気タイプに繰り出せるのは、相手の「めざめるパワー」のタイプが草であるときに限られます。
  • 上記のように安定して繰り出しにくいポケモンなので、死に出しに頼ることが多くなります。バトルに出しにくいため、できるだけ止まりにくくしたいところです。しかし素早さが中途半端であり、「りゅうのまい」「こだわりスカーフ」により強化しなければ全抜きは厳しいです。
    「りゅうのまい」は通常交代読みで使われる積み技ですが、後出しから流せる相手が少ないため舞う起点がありません。相手の攻撃を強引に耐えて舞うことになりがちです。
    「りゅうのまい」を使用するエースとしてはギャラドスが挙げられます。ギャラドスは格闘や虫技などを読んで出した流しターンに舞えるため、オノノクスよりも舞う起点を作りやすいです。「りゅうのまい」の積みやすさではギャラドスの方が優れています。
  • ドラゴンタイプのエースとしては、他にガブリアスやボーマンダが挙げられます。特に物理エースであるガブリアスとの比較は考えておく必要があります。
    ガブリアスはオノノクスと同様に繰り出しにくいポケモンですが、激戦区の100族をギリギリ抜ける素早さを持ちます。対してオノノクスは100族を抜くことができません。オノノクスは他のドラゴンよりも遅いため、相手が素早さを重視していた場合撃ち合いに弱いです。バトル終盤に、どちらも「こだわりスカーフ」を持ったガブリアス対オノノクスのタイマンとなることも考えられますが、この場合は素早さが高いガブリアスの方が有利です。
  • 攻撃種族値は高いものの、タイプ一致のドラゴン物理技にクセがあります。「ドラゴンクロー」は無難な安定技ですが、威力が80と低いです。「げきりん」は威力120と強力ですが、使うと2~3ターン操作不能になってしまいます。
    「げきりん」の火力は魅力ですが、相手の鋼タイプに止められる・相手を一体倒した後にオノノクスよりも素早いポケモンを出されて倒されるという危険があります。「げきりん」を使うなら、相手の鋼タイプを予め狩っておく・「りゅうのまい」「こだわりスカーフ」により素早さを上げておき、死に出しされた相手に先手を取られないようにするなどの前準備が必要となります。

オノノクスの型

【りゅうのまい型】

特性 :
かたやぶり
性格 :
ようき or いじっぱり
努力値:
攻撃252 HP・素早さ調整
持ち物:
いのちのたま or りゅうのプレート
確定技:
ドラゴンクロー / じしん / りゅうのまい
選択肢:
げきりん / ちょうはつ / ハサミギロチン / みがわり

◆特性について

「ふゆう」相手に「じしん」を当てることができる「かたやぶり」で確定です。

◆性格・努力値について

物理エースとして攻撃に振るのは確定です。
素早さは全振りでも構いませんが、調整をかけることもできます。
性格をようきにすると抜ける相手が増え、相手の「こだわりスカーフ」にも強くなります。「りゅうのまい」後にいじっぱりガブリアス@こだわりスカーフ 抜き辺りの調整がオススメです。実際にはガブリアス@こだわりスカーフ はようきが多いため、味方のソーナンス辺りに対処してもらうことになります。あくまでも調整の目安です。
性格をいじっぱりにすると、「りゅうのまい」後の抜き性能が落ちる分火力が上がります。舞うことに失敗しても相手へより多くのダメージを稼げます。いじっぱりの場合、素早さの調整先は「りゅうのまい」後に最速130族抜き辺りとなります。

◆持ち物について

  • いのちのたま :
    ドラゴン技だけでなく「じしん」も強化することにより、鋼タイプとの撃ち合いに強くなります。
  • りゅうのプレート :
    耐久を落とさずにドラゴン技を強めることができます。

◆技について

  • ドラゴンクロー :
    タイプ一致の安定技です。
    「きあいのタスキ」「がんじょう」を潰せる「ダブルチョップ」もありますが、これらが発動しなかった場合は命中ダウンのデメリットだけが残ってしまいます。
  • じしん :
    ドラゴン技に耐性がある鋼タイプの弱点を突くことができます。特性「かたやぶり」により、ドータクンなどの「ふゆう」を持つ相手にも当てられます。
  • りゅうのまい :
    半端な素早さを上げて全抜きを狙います。相手に鋼タイプが残っていなければ、ここから「げきりん」に繋ぐこともできます。
    交代読みで使いたいところですが、流せる相手が少ないため舞いにくいのが実情です。この技を使うには、流せる相手が明確であるギャラドスなどの方が本来向いています。
    流せる相手が少ないオノノクスの場合、相手の攻撃を強引に一発耐えながら舞うことになってしまいがちです。
  • げきりん :
    火力は魅力ですが、行動不能のデメリットが大きく使える場面が限られる技です。
  • ちょうはつ :
    やどみがエルフーンの対策になります。ナットレイやエアームドの補助技を封じることもできます。
  • ハサミギロチン :
    交代読みで使う一撃必殺技です。特性「かたやぶり」により、「がんじょう」エアームドにも有効です。採用するなら、1回は当たると見込めるだけの試行回数を稼ぐことが必要です。しかし交代出ししにくいオノノクスに「ハサミギロチン」を複数回打つヒマはありません。
    攻撃種族値を生かすためにも、素直に他の技でダメージを与えた方がよいです。
  • みがわり :
    交代読みで使うのが基本です。相手の交代先を見てから攻撃ができますが、ドラゴン技と「かたやぶり」+「じしん」の一貫性が高いので必要性は薄いです。

【こだわりスカーフ型】

特性 :
かたやぶり
性格 :
ようき or いじっぱり
努力値:
攻撃252 HP・素早さ調整
持ち物:
こだわりスカーフ
確定技:
ドラゴンクロー / じしん / げきりん
選択肢:
かわらわり / がむしゃら

◆特性について

「ふゆう」相手に「じしん」を当てることができる「かたやぶり」で確定です。

◆性格・努力値について

物理エースとして攻撃に振るのは確定です。
素早さは全振りでも構いませんが、調整をかけることもできます。耐久に努力値をまわすことにより、炎や電気技読みで繰り出しやすくなります。
性格をようきにすると抜ける相手が増え、「げきりん」による全抜き性能が高くなります。いじっぱりガブリアス@こだわりスカーフ 抜き辺りの調整がオススメです。実際にはガブリアス@こだわりスカーフ はようきが多いため、味方のソーナンス辺りに対処してもらうことになります。あくまでも調整の目安です。
性格をいじっぱりにすると相手の「こだわりスカーフ」に弱くなりますが、火力を高めることができます。「こだわりスカーフ」を持つことによりオノノクスが技読みで流せる相手が増えますが、攻撃特化にしておけば相手の交代先へのダメージを稼ぐことができます。素早さの調整先は最速130族抜きなどです。

◆持ち物について

  • こだわりスカーフ :
    素早さを上げることにより、終盤の抜き性能を高めます。相手に鋼タイプが残っていなければ、残りのポケモンを「げきりん」で一掃することができます。
    また素早さが上がるため、サンダースやライコウと対峙したときに先手で「めざめるパワー氷」を撃たれる心配がなくなります。電気相手の「10まんボルト」読みで繰り出しやすくなります。

◆技について

  • ドラゴンクロー :
    タイプ一致の安定技です。
    「きあいのタスキ」「がんじょう」を潰せる「ダブルチョップ」もありますが、これらが発動しなかった場合は命中ダウンのデメリットだけが残ってしまいます。
  • じしん :
    ドラゴン技に耐性がある鋼タイプの弱点を突くことができます。通常のポケモンが「こだわりスカーフ」を持つ場合、「じしん」読みでドータクンなど「ふゆう」持ちに流されることが欠点です。オノノクスの場合は特性「かたやぶり」により「ふゆう」持ちに「じしん」を当てることができ、一貫性のある技となります。
  • げきりん :
    相手の鋼タイプを狩ってからの全抜きに使います。火力は高いです。
  • かわらわり :
    苦手なナットレイに交代読みで使います。
  • がむしゃら :
    体力が減った状態で死に出しし、先制で使います。「がむしゃら」で相手を削るよりも「げきりん」で全抜きしたいところですが、他に入れるべき技もありません。

役割関係

【オノノクスを繰り出せるポケモン】

  • サンダー

【オノノクスに繰り出されるポケモン】


スポンサーリンク

メインコンテンツ

共通コンテンツ

スポンサーリンク

PR

  • ポケモン Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ(レッツゴーピカブイ)攻略 | ポケモン王国攻略館
  • ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー攻略館