クリムガン育成論
クリムガンの育成論。ポケモンブラック・ホワイト対応版。
クリムガンの種族値・タイプ相性・特性などのデータや、個体値・努力値・技などの育成型、役割関係を考察。
クリムガンの基本データ
全国 No.621 (イッシュ No.127) クリムガン | |||||||||||||||||||||
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種族値 | タイプ相性 | ||||||||||||||||||||
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×4 | ||||||||||||||||||||
×2 | 氷 竜 | ||||||||||||||||||||
×1/2 | 炎 水 草 電 | ||||||||||||||||||||
×1/4 | |||||||||||||||||||||
無効 | |||||||||||||||||||||
特性 | |||||||||||||||||||||
さめはだ | 直接技を受けたとき、相手の最大HPの1/8のダメージを与える。 | ||||||||||||||||||||
ちからずく | わざの追加効果が発動しない代わりに威力が1.3倍になる。 | ||||||||||||||||||||
隠れ特性 (夢特性) | |||||||||||||||||||||
かたやぶり | 相手の特性の影響を受けずにわざを出せる。 |
クリムガンのさらに詳細なデータはポケモン図鑑 クリムガンを参照 (覚える技・入手方法等の詳細なデータを確認できます) 。
クリムガンの特徴
【良いところ】
- 攻撃種族値が高めであり、半減されにくいドラゴン技をメインウェポンに持ちます。物理エースとして期待したいところです。
【悪いところ】
- 水・電気といったメジャーなタイプの技に耐性があり、これらの技読みでの交代出しができます。しかし水・電気タイプのポケモンはそれぞれ「れいとうビーム」「めざめるパワー氷」を持つことが多く、弱点を突かれて大ダメージを受ける危険があります。電気タイプに安全に繰り出せるのは、相手の「めざめるパワー」のタイプが草であるときに限られます。
ラティオスなどのドラゴンと異なり、クリムガンは素早さが遅いため水・電気相手に先制で氷技を使われやすいです。水・電気タイプへの繰り出しを重視するなら、ラティオスやサザンドラの方が向いています。 - 上記のように水・電気タイプへの繰り出しは安定しません。他にタイプ耐性を持つ炎・草タイプはマイナーであったり、他のタイプとの複合である場合が多いです。
中々繰り出しにくいポケモンなので、できるだけ止まりにくくしたいところです。ところが素早さが遅いため、素の素早さによる全抜きは厳しいです。クリムガンで全抜きを狙うなら「トリックルーム」「でんじは」などによる素早さ逆転サポートが必要となりますが、味方への負担を強いることになります。 - タイプ一致のドラゴン物理技にクセがあります。「ドラゴンクロー」は安定技ですが威力が80と低く、「げきりん」は威力が120と高いものの2~3ターン操作不能になってしまいます。
ガブリアスや「りゅうのまい」オノノクスなどの素早さが高いドラゴンは、バトル終盤で先制の「げきりん」により全抜きをしやすいです。しかしクリムガンは素早さが低いため、一体倒した後に出てきた素早い相手に倒されてしまいやすいです。
クリムガンの型
【物理エース型】
- 特性 :
- さめはだ or ちからずく or かたやぶり
- 性格 :
- いじっぱり
- 努力値:
- HP252 攻撃252
- 持ち物:
- りゅうのプレート or ゴツゴツメット or オボンのみ
- 確定技:
- ドラゴンクロー / ばかぢから or じしん
- 選択肢:
- ほのおのキバ / ふいうち / げきりん / へびにらみ / ほえる / ドラゴンテール
◆特性について
決定力を高める「ちからずく」は優秀な特性ですが、威力UPの対象となる有用な技は「ほのおのキバ」くらいです。「さめはだ」を選択すれば、「ゴツゴツメット」と合わせてメタグロスなどの牽制をすることができます。
夢特性「かたやぶり」では「ふゆう」相手に「じしん」を当てることができますが、解禁される予定は今のところありません。
◆性格・努力値について
物理エースとして攻撃に振るのは確定です。
電気タイプへの繰り出しと、素早い相手との撃ち合いに備えてHPに振ります。
◆持ち物について
- りゅうのプレート :
耐久を落とさずにドラゴン技を強めることができる無難アイテムです。 - ゴツゴツメット :
直接攻撃を使う相手に、「さめはだ」と合わせて最大HPの1/4のダメージを与えます。 - オボンのみ :
電気タイプへの役割の安定に役立ちます。
◆技について
- ドラゴンクロー :
安定メインウェポンです。 - ばかぢから :
ドラゴン技に耐性がある鋼タイプへの牽制技です。「じしん」との選択になります。
「ばかぢから」はナットレイの弱点を突くことができ、呼び寄せる「ふゆう」ドータクンに等倍ダメージを与えることもできます。 - じしん :
ドラゴン技に耐性がある鋼タイプへの牽制技です。「ばかぢから」との選択になります。
「じしん」は格闘技が等倍であるメタグロスの弱点を突くことができます。サンダースなどの電気タイプへの遂行技としても使うことができます。 - ほのおのキバ :
鋼タイプへの牽制技です。「じしん」を使う場合は「ふゆう」ドータクンへの攻撃手段がないため候補になります。ナットレイやハッサムの4倍弱点を突くこともできます。
炎技には特殊技の「かえんほうしゃ」もありますが、ドータクンやナットレイには「ほのおのキバ」の方がダメージが大きいです。 - ふいうち :
クリムガンがバトル終盤まで残ったときに、相手のスターミー・ラティオスなどの全抜きを止めることができます。 - げきりん :
火力は魅力ですが、相手の鋼タイプに止められやすいです。また「げきりん」で一体倒しても次の相手に倒されてしまいがちなので、単なる一対一交換になりやすいです。
ガブリアスと異なり、素の素早さでの全抜きは厳しいです。この技による全抜きを狙うなら、相手の鋼タイプを予め狩った上で「トリックルーム」「でんじは」などによる味方のサポートが必要となります。味方の負担が重いです。 - へびにらみ :
基本的には交代読みで使います。相手の素早さを下げれば自身のサポートにもなります。しかし「へびにらみ」のターンには貴重な攻撃機会をムダにしてしまうことになります。クリムガンの後出しから流せる相手が少ないため、本来交代読みのサポートに向いたポケモンではありません。自身の決定力を生かすためにも、まひ撒きは守備面が安定した味方に任せるのが理想です。 - ほえる :
強制交代技です。サンダースの「みがわり」+「バトンタッチ」などのコンボ封じに使うことができますが、使ったターンに相手のエースに無償降臨されてしまう危険があります。 - ドラゴンテール :
強制交代を起こす攻撃技です。「ほえる」はサンダースのみがわりバトン封じに使うことができますが、「ドラゴンテール」は「みがわり」に当てても交代を引き起こせません。「ほえる」と異なり、みがわりバトンを封じることはできません。使ったターンに相手のエースに無償降臨される危険があるのは「ほえる」と同じです。
役割関係
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